あなたの周りにはマイペースと言われる人はいますか。
マイペースな人と聞くと一見、自分勝手で協調性がないように思われがちです。
特に人間関係の面においては、付き合いづらい人と思ってしまうのではないでしょうか。
どうしてもマイペースな人というと悪い方のイメージが先行してしまいがちですが、マイペースであることによって、良い面というのも当然あります。
付き合い方によっては、非常に頼りにもなりますし、自分自身の考え方にも良いように影響を与えてくれます。
また、マイペースな人には決まって持っている特徴というのがあり、その特徴を理解することで、むしろ付き合いやすい人へと変わっっていけるのです。
今回は、まずその特徴をあげ、理解することで、付き合いやすい存在へとどう変えていくのかについて紹介させていただきます。
マイペースな人が持っている特徴
その①:周りに流されず、自分をしっかり持っている
しっかりとした芯を持っているため、周りに流されづらいというという特徴を持っています。
これを聞くと、頑固なだけじゃないかと思われるかもしれませんが、頑固は、考え方を一切曲げず、人のアドバイスも聞き入れないといった特徴があるのに対し、マイペースな人は、前提として自分の考えをしっかりともってはいるが、考え方は一切曲げないというわけではなく、冷静に状況判断をし、その中でどうすべきかを導き出しているため、周りに流されないのです。
その②:まず考えてから行動する
何事においてもまず考えて行動するため、はたから見ると行動が遅いと見られがちです。
思いつきで動く方ではないので、自分自身が納得し、答えを出した上での行動となるため、仮に失敗したとしても、納得した答えなので、ひどく落ち込んだりすることはありません。
(全く落ち込むことがないということではありません。)
その③:他人と比較をしない
人は人、自分は自分という考え方を持っているため、人と比べてどうかということを考えるのではなく、自分がどうしたいのかを優先して考えます。
周りの声が気になって、悩んでしまう人に比べると、マイペースの人の方が、自分を持っているという点で、人間関係において楽観的と言えます。
その④:感情的になりにくい
普段より、冷静的に物事を判断している為、一次的な感情をあからさまに表に出すことはほとんどありません。
マイペースな人は元々、穏やかな性格である人が多い為、一歩引いた視点で物事を見ている為、感情的になりにくいとも言えます。
ただ、自分自身に降りかかることで、その間合い等を著しく害されると、感情的になってしまうことはあります。
その⑤:好き嫌いがはっきりしている
自分に優先度を置く為、好きなことに対しては、とことんのめり込みますが、嫌いなことに対しては、非常にドライで、冷たい人に見られてしまうことがあります。
仕事においては、興味があることには、とことん調べて一生懸命こなしますが(納得するまで調べて答えを出そうとするので、時間はかかりますが)、興味のないことには、見向きもしないといった傾向があります。
人間関係においては、自分をわかってくれる人とは積極的に付き合いますが、相手があまりよく思っていない、もしくは自分が相手をあまり好きじゃないと思うと、壁を作って自らのパーソナルスペースに入らせないようにします。
では、どのようにすれば付き合いやすい存在へと変えていけるのか
付き合いやすい存在へ変えていく方法
マイペースの人は、自分を第一に考え、ブレない考え方の持ち主です。
まずは、その点をしっかりと理解することから始めましょう。
マイペースな人は何も考えていないわけではなく、むしろしっかりと考えた上で、自分を持っているので、うわべだけで付き合おうとすれば当然見透かされます。
自分にはなくマイペースの人だけが持っている良いところ、例えば、周りに流されない強い信念を持っている、すぐに感情的にならない、冷静な判断等をとことん尊重してあげましょう。
マイペースな人はどちらかというと勘違いされやすいので、良いところはどんどん受け入れ、悪いところは関わらない、そういうスタンスで付き合って見ましょう。
今までの見方が変われば、付き合い方にも必ず変化が生まれるはずです。
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