メンタルが弱い人が持っている共通の特徴と3つの克服法とは

仕事や人間関係の些細なことですぐ落ち込んでしまう、いわゆる「メンタルが弱い人」は結構多いものです。

自分でも、メンタルが弱いばっかりにというのが口癖になってしまって、現状を打破したいと思いながらもなかなか思うように変われない。

しかし、このメンタルの弱さは、考え方や行動によって変えていくことは可能なのです。

そこで今回は、メンタルが弱くて悩まれている人に焦点をあて、メンタルが弱い人が共通して持っている特徴とは何か、そこから見えてくる3つの克服法についてご紹介して行きたいと思います。

メンタルが弱い人が持っている共通の特徴とは

特徴①自信がない

メンタルが弱いと思っている人ほど、自分に自信がない傾向があり、自信がないからこそ自分に余計なプレッシャーをかけてしまい、そのプレッシャーに押しつぶされ、落ち込んでしまうという心の中で負のスパイラルが働いてしまっているのです。

自分で届かないハードルを頭の中で設定してしまうことが多く、ああしなきゃ、こうならなきゃと思うも、実際の行動がついてこないため、どんどん自信を失わせてしまっているのです。

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特徴②マイナス思考である

メンタルが弱い人は、全てにおいてマイナス思考から入ることが多く、また、起きていない未来のことに対しても、マイナスな結果を思い描いてしまうため、結果として、うまくいかないということが見受けられます。

また、「どうせ~だろう」と否定的な言葉を発してしまうのが口癖になってしまていることもあり、自らで落ち込む要因を作り出してしまい、どうして自分はこんなにメンタルが弱いのだろうと悩んでしまうのです。

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特徴③周りの目が気になる

メンタルが弱い人は、自信がないことからどうしても周りの目を気にしすぎてしまうところがあり、自分が周りからどうみられているのだろうかと常に不安で仕方ないといったことが挙げられます。

また、自己主張をするのが苦手であるため、周りに流されることも多く、そのことでストレスがたまり、自分を責め、より落ち込んでしまい、着々とメンタルが弱い人へと向かわせてしまっているのです。

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特徴④すぐ諦める

基本的に自信のなさから、何か物事に対して無理かなと判断を下すのが早く、すぐ諦めてしまうこともメンタルが弱い人にある特徴と言えます。

ある程度の我慢が聞けば、そこで自然とメンタルも鍛え上げられていくのですが、すぐ諦めてしまうことが習慣化してしまっていると、メンタルは弱い方へとどんどん傾いてしまっていくのです。

この諦めに関しても「どうせやっても無理だ」というマイナス思考が先に立ってしまう事で起こってしまっているのです。

特徴⑤傷つきやすい

メンタルが弱い人は、非常に繊細な心を持っているため、他の人から見れば大した事ではないように思える事でも、真正面から受け止めてしまうため、ひどく傷ついてしまいそれが元で、メンタルを弱くさせてしまっているのです。

いい意味で感受性が強いとも言えるのですが、人の心は受け止められる許容量があるため、それをオーバーしてしまう受け止め方をしてしまうのが、メンタルの弱い人にある特徴なのです。

特徴⑥失敗・挫折を人一倍恐れる

メンタルが弱い人は、失敗する事、挫折することを非常に恐れ、できるだけ回避したいという思いが自分を消極的にしてしまい、落ち込みやすいを作り出してしまっているのです。

誰しも失敗や挫折はしたくないと思ってはいますが、人生失敗や挫折は避けて通ることは不可能であると言えます。

大事なのはその失敗や挫折を糧にいかに成長していくか、つまりそこからより強固な鎧をまとったメンタルを築き上げられるかなのです。

特徴⑦我が強い

メンタルが弱い人は、周りの話を聞かず我が強い性格であるとも言えます。

せっかく周りの人が、いろいろアドバイスをくれても、表に顕著に出しませんが、最終的には自分の心の中の考えを尊重してしまい、結局うまくいかなかった時に自分を責め、落ち込み、メンタルを一層弱くしていってしまっているのです。

表立っては周りに流されようとするものの、心では自分の我を押し通してしまうというギャップに自分がついていけず、メンタルに響いてしまっているのです。

これらがメンタルが弱い人が持っている共通の特徴になります。

では、そもそもメンタルが弱くなってしまった原因はどこにあるのかを考えてみたいと思います。

メンタルを弱くさせてしまっている原因とは

メンタルが弱い人ほど、過去の経験や環境面が非常に大きく関わっていることが考えられ、例えば、小さい頃の失敗や挫折がひどく心に刺さり、そこから立ち直れないで引きずって今に至ってしまっている場合や、育ってきた環境で、親や先生などから、否定的な言葉や言動を繰り返し浴びせられてきたり、ことあるごとに自分を押さえつけられてきたりといったことがメンタルを弱くさせてしまっている原因として挙げられるのです。

この原因と特徴を踏まえ、ここからはメンタルが弱いを克服するための3つの方法についてご紹介していきたいと思います。

メンタルの弱さを克服するための方法とは

方法①人と比べることをやめる

メンタルが弱い人ほど自分に自信がないため、周りばかりに気をとられてしまい、そのことで、自分を周りの人と比べてしまい、自分は誰々と比べてどこが劣っていると否定的なあら探しをしてしまいます

そのあら探しをした結果、やっぱり自分はダメなんだと自ら無理やり納得させてしまい落ち込み、メンタルを弱くしてしまっているのです。

まずは、人と比べたところで、自分がその相手のコピーになるわけではないので、ポジティブな比較は良いのですが、ネガティブな比較から得られるものは何もないことを理解しましょう。

それよりもいかに自分を磨いて自分に自信を持たせるかにたくさんの時間を使うようにしてください。

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方法②背伸びをせず、今の自分を受け入れる

メンタルが弱い人は、つい自分のできるハードルをあげてしまいがちであるため、そのハードルを越えられなかったときのダメージがそのまま心に刺さってメンタルを弱めていってしまうのです。

理想を高く持つことは素晴らしいことです。

ただここは一旦、背伸びをせず、今ある自分をしっかり受け入れてみましょう。

どちらかというと、今の自分を受け入れるのが怖いという状態であったからこそ、理想の自分を見つめてしまっていたはずなので、ここは避けることなく真正面から向き合ってみましょう。

受け入れることで、身の丈にあった自分が見え、そこから視野を広げていけば良いのです。

そこからできることを1つずつこなしていけば良いのです。

焦らず一歩ずつです。

方法③社交性を高め場慣れする

メンタルが弱い人は、緊張もしやすい傾向もあり、そこには場慣れしていないことで、些細なことでも精神的な落ち込みに繋がってしまっているのです。

そこで、できるだけ場慣れする訓練をして行きましょう。

そのためには、色々な人と交流をはかったりたりと場慣れする事で、緊張感も和らぎ、いろいろな人の考え方を吸収する事で、自らの見識も広げられるため、積極的に行なっていきましょう。

何より、場慣れが一番自分に自信を持たせる近道になり、そのことがメンタルを鍛え強くしていく基となるはずです。

まとめ

メンタルが弱いことの1番の要因は自信のなさです。

その自信を失ってしまっていることに対して、何が影響しているのか、またメンタルが弱くなってしまっている人が共通して持っている特徴をまずはつかむことが克服に向けて、非常に重要になってきます。

メンタルは1日で変えられるものでもありません。

日々の考え方、行動を見直し、いかに自分にあった方法を見つけていくかが鍵になります。

そのために上記記事がお役に立てれば幸いです。