自分の周りから、知らず知らず人が離れて行ってしまい、不安や焦りを感じてしまうことはありませんか。
実は自分だけが気づいていないだけで、人が離れていってしまう人には共通の特徴があるのです。
今回は、「自分の周りから人が離れていってしまうのはなぜ?」に焦点を当て、その特徴と原因について掘り下げ、3つの対処法についてご紹介していきたいと思います。
自分の周りから人が離れていってしまう人の共通する特徴とは
特徴①自己主張が強すぎる
周りが離れていってしまう人ほど、自分中心に物事を考え、自己主張が強い人である傾向があります。
基本的には、相手に対して常に自分の方が上の立場でいたいという思いが強いため、親しくなればなるほど、その傾向が強く、相手からしてみると常に自分の意見を通そうとするわがままな人という印象を抱き、付き合いづらい=自然と距離を置くという図式が成立してしまうのです。
これが友人でもそのような関係になってしまうぐらいなので、職場であればなおさら敬遠される存在となり兼ねません。
特徴②話を誇張しすぎる
少しでも気を引きたいという思いが強く、事実以上のことを盛って話してしまう傾向があります。
ある程度は仕方がないことではありますが、それが度を超えてしまうこともしばしばあり、またその盛った話自体が相手に見透かされ、呆れて付き合っていられず、結果として離れていってしまうのです。
また、事実を誇張するだけに止まればまだ良いのですが、自分に興味を向けるために、時に全く根も葉もない嘘を言ってしまうという傾向も見受けられます。
特徴③マイナス思考である
人が離れていってしまうのには、上記特徴①、②とは違ったタイプで、とにかくマイナス思考であり、その場にいると相手も暗い気持ちになってしまい、常に慰めてあげなきゃならないのは面倒だという気持ちに相手もなってしまうため、それであれば最初から付き合わない、つまり距離を置くという行動に繋がってしまうのです。
「どうせ自分は~だから」が口癖になってしまい、どんどんマイナス思考に陥っていき、それが周りの人を遠ざける理由になっていることすら気づけないといったことがよくあります。
特徴④その場にいない人の悪口ばかりを言う
これも人が離れていってしまう人がついやってしまうことなのですが、相手の気を引くために、その場にいない人の悪口ばかりを言って、そのいない人の評価を下げさせ、自分に興味を持たせようとすることです。
あっちに行けばそこにいない人の悪口、こっちに行けばそこにいない人の悪口というように、自分への気を引くための行為が逆に周りの人にとっては、いつ自分について悪口を言われているかわからないと猜疑心を抱くようになり、自然と距離を置くようになってしまっているのです。
特徴⑤相手を信用しない
人が離れていってしまう人ほど、そもそも相手を信用していない傾向が強く、自らが心を開いていないので、当然相手も心を開きません。
上辺だけで付き合おうとしても、それは相手にもわかってしまうことなので、そうしても信頼できる間柄にはなれなく、いつの間にか離れていってしまうという状態になって知るのです。
以上が、人が離れていってしまう人が持つ特徴になります。
では、なぜ人が離れていってしまうということがおこってしまうのでしょうか。
その原因を考えていきたいと思います。
人が離れていってしまう原因とは
原因①相手に寄り添う気持ちがない
人が離れていってしまう人というのは、自分中心で物事を考えてしまい、相手がどう思っているのか、何を考えているのかお構いなくという姿勢が原因となってしまっていることが考えられます。
ここで想像してみてもらいたいのですが、自分ばかりが話をして、相手の意見も聞かず、また相手の話にも耳を傾けずの人が身近にいたら、あなたはその人と今後も付き合っていきますか。
人が離れていってしまっているのではなく、この自己中心的な考えが、人を離れさせるよう仕向けてしまっているのです。
原因②気を引かせる方向性がそもそも間違っている
人が離れていってしまう人ほど、相手の気を引きたいという思いが強く、その思いが度を超えて方向性を間違ってしまっていることが考えられます。
特徴のところでもあげましたが、気を引かせるためにいない人の悪口を言ったり、事実以上に話を盛りすぎてしまったり、また、マイナス思考を自分で強めて、気遣ってほしいの度がすぎてしまったりと、これも自分中心で物事を考えてしまっているこの方向性が間違っている為、周りが自ずと離れていくように仕向けてしまっているのです。
それではこれらの特徴、原因を踏まえた上で対処法についてご紹介していきたいと思います。
人が離れていくのを避けるための3つの対処法とは
対処法①相手の話にしっかり耳を傾け、共感する
人が離れていってしまうのは自分中心に物事を考えてしまっている事は特徴、原因のところでお伝えしました。
そこでもう一度自分に問いただしていただきたいのが、相手に寄り添って耳を傾けることをしてきましたか?そして相手の話に対して十分に共感できていましたか?ということなのです。
言葉のキャッチボールとはよく言われることで、こちらが相手に投げるばかりで、相手から帰ってこなければ最初から投げる意味さえありません。
こちらの投げたことがに対して、相手がしっかり受け止め、投げ返してくれる。
今度は相手が投げた言葉に対して、しっかり受け止め投げ返してあげる。
そこで初めて信頼関係が成立するのです。
信頼関係が成立しているところであれば、知らず知らずの間に人が離れていくというような事は決してありません。
人が離れるように仕向けていた考え方自体を今こそ変えていきましょう。
対処法②マイナス思考からプラス思考へ
本当に親しい間柄であれば、マイナス思考であってもその人自体を知ってくれているため、相手にもマイナス思考になるように仕向けていかない限りは離れていく事はありません。
ただ、そこまで親しくない間柄の場合、いつもマイナス思考であると、自分まで気分が滅入ってしまい、一緒にいてもつまらないとなってしまいます。
人は誰しもマイナス思考になってしまうときは必ずあります。
裏を返せばプラス思考にさせることもできるということなのです。
自分で楽しいことをしているとき、例えば映画を見たり、運動をしたり、旅行に行ったりというときはどんな人でもプラス思考になっているはずです。
思考は目に見えるものではないのですが、好きなことをしているときは必ず心がプラスのエネルギーで満たされているはずです。
今までのマイナス思考のメーターをプラス思考に少しづつ持って行ってみましょう。
まずはその日のうちの10分でも5分でもプラスことを考える時間を作ってみましょう。
親しい人と楽しくおしゃべりをする、周りの人と前向きな話をするよう心がける、そうすることで、自分自身の心が満たされるようになり、自分に自信を持ち、変な気を利かせようとする行動も自然となくなるようになっていくはずです。
対処法③交流の場を広げる
人が離れてしまう人は、自分には心当たりがないのに人が離れてしまうと思っている人が多いのですが、それは自分の周りが狭い範囲であり、自分中心が何と無く通ってしまっていた為、原因がわからずじまいになっていたのです。
そこで、あえて自分の成長につなげるためにも、もっと広い人間関係の構築に努めてみましょう。
それには様々な人と出会うことで、考え方を変えることもできますし、何より自分では気付かなかった自分中心的な考え方の人に出会った時に自分が今までしていたことというのが客観的に気づけるはずです。
そのためにたくさんの人と交流を図っていきましょう。
まとめ
人が離れてしまう人というのは、何故だかわからず離れていってしまうということが非常に多く見受けられます。
しかし、離れていってしまう人には共通の特徴があり、また離れさせてしまっている原因もあるのです。
まずはそのことをしっかりと理解することで、何故?に対しての対処法を見つけることができるはずです。
人間関係は一筋縄ではいきませんが、しっかりと対処していくことで、より良い人生を送っていけるはずです。
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