自分で意を決して、「今日から早寝早起きするぞ」「運動するぞ」「ダイエットを始めるぞ」と臨んでみるものの続かない・・・
その度に、自分は意志が弱いなと感じている人は意外に多いものです。
意志が弱いばっかりに損してしまったり、中には自分を表現できなく内向的になってしまう人さえいるのです。
ただ、この意志の弱い心情は変えていくこと自体は可能なのです。
そこで今回は、意志が弱いことで悩んでいる人に焦点を当て、意志を強くする為に、知っておかなければならない、意志の弱い人が共通して持ち合わせている特徴をあげ、その特徴を理解した上で、強い意志を持つための3つの方法についてご紹介していきたいと思います。
意志の弱い人が持ち合わせている共通の特徴とは
特徴①自分に自信がない
意志が弱い人ほど、自分に自信がない傾向が強く、仮に自分で何か決めた時に、それが間違っていたらどうしようと不安になってしまうことが挙げられます。
自信で満ち溢れていて、不安さえも感じない人などほとんどいません。
ただ、意志が弱い人は、かなりの心配性でもある為、ほんのちょっとの間違いや失敗が起こりうると頭に思い浮かんでしまったら、もう自信をなくしてしまい、意志の弱い人の殻をかぶってしまうのです。
特徴②優柔不断である
これは特徴①にも関わってくることですが、意志の弱い人は、自分に自信がない為、とにかく自分に迷いが生じ、何かを決めなければならない時に、「ああいう考え方もあるし、こいいう方法も考えられるし」と頭の中がパニックになってしまい、結局1つに絞り込むことができず、優柔不断であるといえるのです。
常に100%の正解でなければ決められないという心理状態にあるため、自分の意思を押さえつけてしまい結果、意志が弱い自分を作っていってしまうのです。
特徴③周りに流される
意志が弱い人は、周りに気を遣いすぎる面があり、また人一倍周りに嫌われたくないという思いが強い為に、もし自分が決めたことで、周りの人を振り回してしまったり、自分の決断が間違ってしまい、周りの人に迷惑をかけてしまうのではないかということを勝手に思い込みすぎてしまう傾向が強く出てしまいます。
それであれば、周りの決めたことに従おうと心に決め、周りに流されてしまうという心情がうまれてしまうのです。
また、常に周りの意見、決めた事に従っていれば、嫌われたりすることもなく、自分が責められることもないため、周りに流されてしまう方が楽だからという心情が働いてしまうことも挙げられます。
特徴④すぐ飽きてしまう
意志が弱い人ほど、集中力がなく、すぐ飽きてしまうといった傾向が強いです。
移り気であるとも言え、様々なことに興味を抱くものの、ちょっとかじってみては、また他のことに気を取られ、今までのことに飽きてしまうといったことが非常に多く見受けられます。
1つのことを続けていくこと自体がそもそも苦手であり、物事に対してちょっと行ってみて、すぐ飽きて他のものに手をつけてしまうという結局全てにおいて中途半端で終わってしまうということが挙げられます。
特徴⑤すぐ後回しにしてしまう
意志が弱い人は、集中力がなく、飽きっぽいこともあって、とにかく中途半端な状態で、「後でやろう」という感情がうまれてしまいます。
実際、後回しにしたことを、後でやれればまだ良いのですが、そこにはもう面倒臭いという感情が押し寄せてしまっており、結局そのままの状態で終わらせてしまっていることが非常に多いのです。
意志が弱い人ほど、「後でやろう精神」が根付いてしまっているといっても過言ではありません。
特徴⑥自分の性格だから仕方ないと諦めてしまう
何事にも中途半端な状態になってしまうのは、自分の性格だから仕方がないことだと自分自身に思い込ませて、半ば諦めの気持ちで、納得させてしまっていることが挙げられます。
意志が弱い自分を受け止めたくないという心理状態が、性格のせいにしてしまえと勝手に思い込ませてしまっているのです。
特徴⑦達成感を得る喜びをほとんど感じたことがない
意志が弱い人は、何事にも中途半端なままにしてしまい、その中途半端さに対し特に何も思わないのは、今まで、最後までやり遂げたことでの達成感を得ることが少なく、その達成感を得る喜びについて感じたことがないので、中途半端なままで終えてしまっている、その先の喜びを知らないということが挙げられるのです。
それは今までの人生の中で、自分が責任を持って成し遂げるという経験が少なく、どちらかというと他人任せにしてきてしまったことが、意思が弱い自分にしていってしまったと考えられます。
では、意志が弱い人が、どのようにすることで意思を強くしていけるのか、ここからご紹介していきたいと思います。
強い意志を持つための方法とは
方法①遠い目標ではなく身近な目標をいくつも設定する
意志が弱い人は、何か物事を行ったり、決めたりするときにあまりにも漠然と考えてしまい、それにたどり着くための手段や考えが自分で見えていないのです。
このあまりにも漠然としたものが、中途半端な状態にしておくことを作りだしてしまっているので、まずは、物事や決め事に対して遠い目標設定をするのではなく、身近な目標設定をし、常に先が見える状態を作って、そこまではやってみるという習慣をつくりましょう。
目の前に見えていることであれば、たどり着くことは容易であると認識できるため、中途半端や後回しといったことから回避でき、身近な目標達成に対する達成感も味わうことができ、意思を強くしていく訓練にも繋がります。
その繰り返しにより、強い意志を持てるようになっていけるのです。
方法②毎日、どんなに小さいことでもいい、決断し実行する
意思を強くしていくためには、1日やそこらでは、変えていくことは無理です。
どんなことでも、継続していくことで、知らず知らず身についていくものです。
意思を強くしたいのであれば、毎日、どんなに小さいことでもいいです、必ず決断し実行する習慣を作りましょう。
どんなことでも良いのです、迷うということから自分自身を解放してあげましょう。
そして、1つでも迷わず決断し実行できたのなら、自分を褒めましょう。
その小さな成功体験が意志が弱い自分から意志を強く持てる自分へと変えていってくれるはずです。
方法③他人優先意識から自分優先意識への意識改革
自分に自信がないから、他人に流されてしまう、これをいつまで続けていても一向に自信はついてきません。
自分に自信が持てないことを他人優先にすることで、無理やり自分を押さえ込んで納得させていませんか。
本当に意志が強い人になっていきたいのであれば、思い切って意識改革、他人優先主義から自分優先主義への意識改革を行っていきましょう。
他人任せにしていても、自分への成長には何も繋がりません。
ここは自分に鞭打って、意識改革!
これこそが意思を強くさせる近道です。
まとめ
意志が弱い人には共通する特徴があり、その特徴をつかむことで、自分が今どんな状態にあるかを理解することができるのです。
意志が弱いことで悩んでいて強い意志を持てる人になりたいと思っているのであれば、変えていくことは可能なのです。
そのためには意識改革も含め、ぜひ、上記方法を試してみてください。
強い意志を持てる人間になって、新たな自分を見出していきましょう。
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