人見知りを治すのに効果的な3つの方法とは

初対面の人を前にすると、ひどく緊張感が増し、話す事が出来ない、いわゆる「人見知り」で悩んでいる人も多いかと思います。

初対面の人と気軽に話せたら、もっと人生を楽しめるのはわかっている、でも人見知りだし・・・で片付けてしまっていませんか。

実はこの人見知りという心理はあなたの中にある防御本能が大きく関わっており、無理矢理、人見知りと頭の中に植え付けてしまっているのです。

しかし、その原因をしっかりと把握してあげる事で、人見知りという心理は改善していく事が可能なのです。

今回は、人見知りを治したいと思っているあなたに、この3つを実践する事で、効果的な改善が可能になる方法をご紹介していきます。

 

人見知りと思い込ませてしまっている原因

原因①あれこれ考えすぎて緊張してしまう

人見知りだと思ってしまいがちな人ほど、初対面の人に対して、何を話したら良いのか悩み、自分から話しかけるのも苦手だしとか、会話が途切れたらどうしようとか、あれこれと考えてしまい、緊張感を増幅し、結局話をする事ができず、人見知りだからしょうがないと理由をつけて自分を納得させてしまう傾向があります。

また、人見知りだと思いがちな人ほど、ネガティブに物事を捉えがちなので、こうなったらどうしよう、あ~なったらどうしようと悪い方の事ばかり考えてしまうため余計に緊張してしまい、話ができなくなってしまうのです。

人間誰しも人見知りの心理は持っているわけで、こちらが思っている事と同じことを相手も思っており、人見知りという心理状態を嫌う人ほど、その場を打開しようと自ら話を切り出すのです。

原因②幼少期に受けた辛い経験

幼少期に親からひどく叱られ、自分の殻に閉じこもるようになったりだとか、いじめにあったりなど、幼少期に受けた辛い経験がトラウマになり、相手に嫌われたくないという思いから、自分から話し出す事ができず、相手に合わせる事が習慣化されてしまい初対面の人などには、話ができないと言った事も原因としてあげられます。

常に相手の顔色を伺うようになり、自分がどう思われているかが気になって仕方がないということが挙げられます。

原因③防御本能からくるもの

人間にはそれぞれパーソナルスペース(自分のそばに他人が近づくと不快に感じる距離感)というものがあり、それが心理面にも影響を及ぼし、初対面の人に自分をオープンにしてしまうことで相手に自分の心の中に入ってこられてしまうのを極端に嫌う、つまり防御本能が強く出てしまう事が原因としてあげられます。

人見知りと思う人ほど、慎重な人が多く、相手を見て頭で判断してしまう傾向があるため、自分からは話を切り出すのが苦手なのです。

では、人見知りを治すためにはどんな事をして行けば良いのでしょうか。

 

人見知りを治すための実践方法3つ

方法①過去の失敗や不安にとらわれない心を持つ

人見知りと思っている人は、自分の頭の中で、人見知りなんだと納得させてしまっている場合がほとんどなので、その意識を変えていく必要があります。

そのための障害となっているのが、過去に失敗した事をいつまでも引きずってしまいまた同じような事が起こるのではないかとか、まだ起こってもいない未来のことに対する不安を募らせて行動できない事なのです。

過去は過去、振り返ったところで、帰ってくるものではありません。

また、起こってもいないことへの不安を心配していたところで、何も改善されません。

また、どんな人でも人見知りの心理は持ち合わせており、それを断ち切るために、自分から頑張って話しかけているのです。

相手も同じ気持ちでいる事を頭に植え付け、失敗や不安にとらわれない心を持つ練習を重ねましょう。

方法②周りを気にしすぎない

人見知りと思っている人は過去の辛い経験からどうしても人目を気にしすぎる面があるのですが、自分が気にしすぎていても、意外と相手は何も気にしていません。

自分が話しかけたら嫌がられるとか、変に思われるとか、考えすぎても何も始まりません。

むしろ相手も同じ事を考えているかもしれません。

全ての人が話が合うということもないので、気にせず頑張って話を切り出してましょう。

もしそこで、話が噛み合わないのであれば、波長が合わない人かもしれませんので、それはそれと割り切れば良いのです。

あれこれ考えて悩むぐらいであれば、行動して見ましょう。

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方法③聞き役に徹する

先ほどから何度もお話してきたように、誰しも人見知りの心理は持ち合わせています。

初対面の人になればなるほど緊張もしますし、話をすることに苦手意識を持つものです。

ただ、自分で全てリードして距離を縮めようと考える必要はないのです。

頑張って話を切り出したことで、相手が逆に緊張感がとけ話をどんどん振ってくれる場合もあります。

その時は、相手をしっかりと受け入れ、聞き役に徹すれば良いのです。

ただ聞き役といっても本当に聞いているだけではダメです。

しっかり話を自分の中に落とし込み、それについて途中質問してみたりする事が非常に大事です。

聞き役に徹し、色々な人接して、練習していく事で、人見知りが自然と解消されていくはずです。

ちなみに話を切り出しても相手がほとんど話をしない人だった場合は、自分でリードできるのであれば、それも練習となるのでチャレンジしてみるのも良いでしょう。

無理なようであれば、波長が合わないと割り切り、無理に何とかしようと思う必要はありません。

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まとめ

人見知りは、どんな人にも心理として持っているものだという事をまずは理解しましょう。

そして、自分は人見知りだと思っている人の大抵は、人見知りと自分に言い聞かせてしまっている事が原因として考えられます。

人見知りは、意識の持ち方次第で、改善が可能ですので、もし今悩まれているのであれば、ぜひ改善方法を試してみてください。