人が信用できないと思う人に共通する特徴とその原因、3つの改善法とは

あなたは悩みがあった時、すぐに相談できる信用のおける人、例えば家族、友人や知人はいますか。

SNSの発達に伴って見えないところで、自分の知られたくないことが不特定多数の人に晒されてしまうのではないか、信用していた人が本当に秘密を守ってくれるのかなどを考えると、安易に人を信用できなくなってしまう、そういう思いをしている人は結構多いものです。

心配をあげればキリがないのですが、実は人を信用できない人というのは、決まってある共通の特徴を持っており、それが原因で、人を信用できなくさせているのです。

そこで今回は、人を信用できないと思っている人に焦点を当てて、人を信用できない人が持ち合わせている特徴とその原因をあげ、そこから見える3つの改善法についてご紹介していきたいと思います。

人を信用できない人が持つ共通の特徴とは

特徴①相手に対し常に疑いの目を持って接してしまう

人を信用できない人は、何事においてもまず疑いの目を持ってしまう傾向が強く、特に人と接しているときには、相手の話は上の空で、相手が心の中で何を考えているのかばかりが気になって、裏を探ろうとしてしまいます。

相手に対して少しでも気になる点があるとその時点で、この人は信用できないという感情が生まれてきてしまうのです。

初めから疑いのフィルターがかかった状態になってしまうので、それでは誰も信用することができません。

特徴②全てをさらけ出そうとしない

人を信用できない人ほど、自分自身をさらけ出すことはしないにもかかわらず、相手の本心は曝け出させようとする傾向が強いと言えます。

仮に自分をさらけ出してしまうと、相手に弱みを見せてしまうかのごとく考えてしまうので、表面上での付き合いのみで済ませようとします

自分をさらけ出さないのに相手にはさらけ出させようとすれば当然相手にも疑いの目を持たれてしまうので、相手も自らを出さないようにしてしまうので、そこからお互いが信用できないという感情につながり、人間関係自体もうまくいきません

特徴③相手がいつか裏切るのではないかを想定している

もともと繊細で臆病なところがあるので、より良い人間関係を構築して行くのが苦手な面があります。

そのため、常に頭の中で、相手がいつか裏切るのではないかという疑念がめぐり、相手を信用するという行動にまでたどり着けないことが挙げられます。

どちらかというとネガティブ思考でもあるため、裏切られることを想定して接しているので、その状態ではなかなか人を信用するというところに辿りつくのが難しいと言えます。

特徴④自分に自信がない

人を信用できない人ほど自分に自信が持てない傾向が強く、自分自身を信じられていない中で、相手を信用することはまず無理な話です。

自分に自信がないから不安・心配がつのり、相手に対して疑いの目を持ってしまうのです。

また、ネガティブ思考からこうなったらどうしよう、ああしておけばよかったなど常に頭で考えてしまうため、相手を信用するというところに行き着かないことも言えます。

自分に自信が持てていれば、心も安定しているはずなので、相手を受け入れる、つまり信用しようという心が自然と芽生えてくるはずです。

自分に自信が持てないを解消する2つの方法

2019年12月3日

特徴⑤相手をあえて試す

相手に対して、自分の思うような人であるのかを真っ先に考えてしまう傾向が強いため、本当に自分を裏切らないか、信用できる人なのかを言動や行動から試そうとすることが挙げられます。

しかし、相手にとっては、その試すことが逆にこの人はなんなんだろうという感情を抱き、信用できるか否か以前の問題で、そもそも関わりを持つことすら避けられてしまうと言ったことがあります。

特徴⑥初めから壁を作って接してしまう

人を信用できない人は、臆病な傾向が強く、傷つくことを異常に嫌います。

そのため、傷つかないようにと初めから相手に対して壁を作って接してしまう傾向があり、相手にとってもどこかよそ行きな態度をされてしまうので、お互いに信用できる間柄にはなっていきません。

これらが人を信用できない人の共通する特徴になるのですが、そもそも人を信用できなくなってしまった原因はどこにあるのでしょうか。

人を信用できなくなってしまった原因とは

原因①不安、心配が先に立ち、信用するという行動にたどり着かない

人を信用できなくなってしまっているのは、幼少期から今までの間の成長過程で、不安や心配を常に抱えてきてしまって、何をするにもその不安・心配が先立って人を信用する行動にまでと取りつけないでいることが考えられます。

その不安や心配は相手を信用することに対してではなく、その他の生活のことであったり、周りの人間関係であったりと、頭の中で消化できないまま抱えてしまっているため、それが信用できないという行動にさせてしまっているのです。

原因②過去に信用していた人に裏切られた経験がトラウマになっている

人を信用できなくなってしまうのには、過去に信用していた人に裏切られてしまい、それが元でひどく傷つき、トラウマになってしまっていることが考えられます。

人は10の良い経験よりたった1回の嫌なを経験が頭の中に残ってしまっているので、それが傷を追ってしまうほどの経験となるとどうしても思い起こしてしまうということが良くあります。

人によっては、成長過程の経験で済ませられる人もいますし、トラウマになってしまう人もいます。

人を信用できない人は、どうしても臆病な性格である場合が多く、トラウマから抜け出せないでいることが考えられるのです。

以上が、人を信用できなくさせてしまった原因になります。

それではここからは、人を信用できるようになるための改善法についてご紹介していきたいと思います。

人を信用できるようになるための改善法とは

改善法①あえて自分をさらけ出してみる

人を信用できるようになるためには、やはり今までの考え方自体を変えていく必要があります。

人は誰しも多少なりとも不安や心配事を抱えて生きています

疑いの目を持って接していくこともある意味、慎重な性格とも言えますが、人を信用することの素晴らしさをぜひ感じ取ることをしてみましょう。

そのためには、まずは自分をオープンにすること、つまり自分をさらけ出すということをしてみましょう。

何もだれかれ構わずと言っているわけではありません。

また、最初はどうしても怖さを感じてしまうこともあるかもしれません。

まずは誰か1人、この人と決めて正面から向き合って自分をさらけ出してみてください。

繊細な貴方ですから、この人なら信用できるという人を見つけることができるはずです。

その思いは必ず相手にも伝わるはずですので、相手も自分に対し向き合ってさらけ出してくれるはずです。

そこで、少しずつ信頼関係を築いていきましょう。

大事なのは少しずつです。

そこでの成功体験をもとに人間関係を広げていきましょう。

改善法②相手に対する理想像を下げる

繊細である貴方は、自分が信用できる人に対する理想像が高いという意識はありませんか。

意外ときづいていないかもしれませんが、人を信用できない人ほど、相手への理想が高く、その理想に少しでも叶わないと感じると、自分からブロックしてしまっているのです。

どんな人でも完璧な人はいません。

まずは自分の信用できるに見合うハードルを下げてみてください。

そうすることで今まで見えていた基準が下がり、もっと自分に近い存在の人が貴方の信用できる基準に見合ってくるはずです。

考え方に柔軟性を持たせましょう。

改善法③不安・心配を取り除くためにとにかく心に余裕を持たせる

自分に自信が持てなければ、人を信用するところにはたどり着けません。

今、自分の中にある不安・心配を取り除くことにまず取り組みましょう。

そのためにはまず心に余裕を持たせることに努めましょう

心に余裕を持たせるためには、楽しい気持ちにさせてくれる趣味等に没頭してみましょう。

人は楽しい気持ちでいるときに心にエネルギーが満たされてますので、心が満たさせることで、心に余裕が生まれ、不安や心配という感情から離れていくことができます。

そうすることで相手を受け入れやすい状態が作れるため、疑いの目から入るのではなく、フラットな状態で相手に接することができるようになります。

今までのあれこれ頭で考えるようなことがなくなり、信用できるような考え方へと変わっていけるはずです。

まとめ

人を信用できない人というのは、自分の中に何かしらの不安や心配を常に抱えてしまっており、そのことが信用をするということを妨げてしまっているのです。

また、人を信用できない人には共通の特徴を持っており、その特徴、また信用できなくなってしまっている原因を理解することで、改善法は見えてくるものです。

ぜひ上記改善法を参考にしていただき、より良い人間関係を築いていきましょう。