人は誰しも日々何かに悩み、何かと戦っています。

例えば仕事の事、人間関係の事、家族の事等あげれば切りがありません。

出来ることならば、幸せで、充実した毎日を送っていきたいと思っているはずです。

しかしこの幸せで、充実した毎日は、あなたの中のある感情のコントロールで「出来ることならば」ではなく「出来る」ように変えていけるのです。

今回は、感情のコントロールでプラス感情、マイナス感情を引き寄せてしまうメカニズムを紹介し、どのようにすればプラス感情を引き寄せられるのかについてお伝えしていきます。

プラス感情、マイナス感情を引き寄せてしまうメカニズムとは

まず始めに、マイナス感情＝不幸の感情、プラス感情＝幸の感情と定義し話をさせていただきます。

人の心にはマイナス感情とプラス感情が同居しています。

これは人生を送っている年数分だけ、マイナス感情とプラス感情が蓄積し続けるのです。

そしてマイナス感情は別のマイナス感情と結びつき、プラス感情は別のプラス感情と結びつきます。

つまり、その人のその時の感情がどちらに傾いているかで、物事に対する捉え方が変わってくるのです。

例えば、あなたが仕事面で何か失敗したとしましょう。

その時のあなたの感情がマイナスに傾いている時には、おそらく「どうしよう～、自分はダメだな～」とすぐ悲観的に捉えてしまいます。

マイナス感情という強い磁力がその失敗をなお一層のマイナス感情へと引き寄せるのです。

もしあなたがプラス感情に傾いている時であれば、「これは失敗ではなく、次への気づきの為のステップだ」という前向きな捉え方に変わるのです。

この時にはプラス感情という強い磁力がよりプラス感情へと引き寄せる為、前向きな考え方に変換してくれるのです。

どのようにすればプラス感情を引き寄せられるのか

では、プラス感情の引き寄せ方ですが、普段から「捉え方」についての意識改革が必要になります。

人は、幸せなこと、充実している状態がずっと続けば良いと思っている反面、「どうせ長く続かないだろう」というマイナス感情を眠っている状態から呼び起こしてしまう傾向があります。

これは確かに幼少期に経験したネガティブな感情が心の中に植え付けられている為、しょうがない事ではありますが、わざわざ自ら起こしに行く（心配という感情を起こしに行く）必要はないのです。

マイナスの感情はマイナス感情を、プラス感情はプラス感情を引き寄せるのですから、プラス感情にするくせをつけていけば良いのです。

１つ１つの事について、自分の都合の良いようにプラス感情に置き換えて行く事です。

その積み重ねが自然とプラス感情の引き寄せに繋がり、ひいては幸せで充実した毎日を送り続けられるのです。

よく、巷で、自信に満ち溢れていて、ネガティブな事など一切ないように見える人がいるかと思いますが、決してそんなことはなく、そう見えるだけであって、誰しも同じように悩み・不安を抱えています。

そのように見える人たちは、必ずや物事に対しての捉え方がまずプラス感情であって、決してマイナス感情から入ることはありません。

まとめ

人は感情のコントロールで、マイナス感情、プラス感情どちらにでも傾くものです。

マイナス感情はマイナス感情を、プラス感情はプラス感情を引き寄せる性質がある為、いかにプラス感情に普段から持っていけるかであなたの人生が変わってきます。

もしあなたが、周りの人を見て自信に満ち溢れているように見える人がいるようであれば、あなた自身の現状の感情がマイナスに傾いている証拠ですので、そんな時ほどプラス感情に軌道修正をする事で幸せで、充実した毎日を手にする事ができるでしょう。