中小企業、店舗ビジネスにとって集客は永遠のテーマである事は、疑いようもありません。
そこで、まず何を考えて行くかというと、すぐ思いつくのが、自社のホームページ、広告、チラシ最近ではSNSといったところではないでしょうか。
確かに、この考え方については間違ってはいませんが、「とりあえず」といった形で考えていることが非常に多いのです。
「他社もやっているから」「ホームページくらいないと」という考え方が非常に多いのが実情です。
確かにホームページは企業、店舗の顔となるものですので、その顔となるものがないとなると、お客さんの信用度が下がってしまう事は否めません。
ただ、ホームページ・広告・チラシ・SNSで発信するだけですぐにお客さんが呼べていますか。
お客さんの目に止まるよう構成していますか。
そこで今回は、集客のための間違った発信の仕方をあげ、その改善法について紹介していきたいと思います。
間違った発信の原因とは
いきなりですが、あなたに質問があります。
あなたの会社・店舗のホームページは誰目線で作成していますか?
広告・チラシを出す際、誰に対してどういう目的で作成していますか?
ホームページ、広告、チラシは目に止まることを前提として考えられていますか?
なぜ、これらを質問としてあげたかというと、「ホームページはあるが全く反応がない」「広告・チラシを出すも反応がない」といった話が実に多いからです。
これらの原因は、あなたの会社・店舗の商品、サービスに興味・関心を抱いている相手に響いていないという事なのです。
つまり間違った発信をしてしまっているのです。
ホームページにせよ、広告・チラシにせよ、見栄え重視になってしまい、残念ながら、本当に必要としているお客さんには響いておらず、あなた側目線で作られてしまっている為、「反応が全くない」という事態が起こってしまっているのです。
目に止まるようにするための改善法とは
では、どのようにすればお客さんの目に止まるようになるのかという事ですが、「ターゲットを明確にする」事なのです。(その前提としてリサーチがとても重要ですが)
リサーチについては別でお伝えさせていただくとして、「ターゲットを明確にする」これを聞いて、ただでさえお客さんが集まらないのにお客さん層を狭めたら、余計業績が苦しくなるとお思いになるかもしれません。
ここで今一度考えてもらいたいのですが、例えば、あなたが女性向けの化粧道具を販売しているとしましょう。
これを広告やチラシを使って宣伝しても、まず男性には伝わりません、またその化粧道具に興味がない人にも伝わりません。
また、広告・チラシを1軒1軒ポスティングしても、興味のない人にとっては、何の意味もなし得ません。
広告・チラシにかかる宣伝費もばかにならないのに結局は無駄になってしまってしまうのがオチです。
ホームページについても見栄えだけ良くしても、必要としている人の心を掴むような構成になっていなければ、結局見られることもありません。
だからこそ、ターゲットを明確にし、先程の化粧道具についてですが、何歳くらいの女性で、どのような目的を持っている人向けなのかを打ち出す必要があります。
そのターゲットに対し、この商品を使う事で、こんなメリットをもたらしてくれるという事をイメージできるようホームページ・広告・チラシで宣伝してあげるだけで、反応率はガラリと変わってきます。
どうしても、可能性にかけて多くの層に対して打ち出したい気持ちはわかりますが、ピンポイントのお客さんを取れないのに、範囲を広げたらもっと惨めな結果になってしまいます。
まとめ
集客については10社あれば10社の方法があって然るべきです。
まずは、あなたの商品・サービスを必要としている人目線に沿ってホームページ・広告・チラシの構成を考え、必要としているがその商品・サービスを手に入れた時どのようなメリットが生まれるのかを考えた上で作成して見てくだい。
効果は目に見えて現れるはずです。
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