どんなに良い商品・サービスがあっても、それを必要としているお客さんにぜひ購入・利用したいと思わせることができなければ、意味がありません。
人は感情でものを買うと言われています。
では、その感情を掻き立てるための効果的な方法とはどんなことでしょうか?
今回はまず、お客さんの感情を掻き立てるための行動心理と、効果的な方法とはどんなものなのかを、紹介していきたいと思います。
感情を掻き立てる行動心理
まず、人が感情を掻き立てる行動心理として、理解しておかなければならない事とは、人は、自分の興味・欲求が湧いたときに、必要とする商品・サービスを探すということなのです。
そして、その商品・サービスを購入・利用した後の自分がどうなっているのか(メリット)を想像し、それを叶えられる商品・サービスであると頭で認識できた際に、感情が掻き立てられ行動に移していきます。
つまり、その商品・サービスが必要とする人にとって将来の変わっていく自分像を安易に想像できるように商品・サービスを宣伝できるかが鍵となります。
しかし、巷であふれている宣伝方法としては、その商品・サービスの特徴を、一生懸命紹介しているものが多く、それでは残念ながらその商品・サービスを必要としている人にさえ伝わりません。
確かに、似たような商品・サービスが蔓延している中で、差別化を図る意味でも特徴を伝えていく事は大切であることは否めません。
ただ、そこで、終わってしまっているのが実情で、結果として現れてくるのが「売れない」という事なのです。
他社と比べて特徴があるからこそ、もっともっと人を幸せにできる未来をもたらすことができるのではないでしょうか。
効果的な方法とは
では、感情を掻き立てる行動心理を理解した上で、効果的な方法をあげさせていただきます。
その1:比較対象の写真・データを添える
将来像をイメージしやすいのが、比較対象(使用前・使用後)の写真であるとか、データを添えてあげることによりより頭の中で想像しやすくなり、自分をそこに投影し、購入への気持ちが高まります。
例えばダイエットのためのサプリであるとか、スポーツジムの案内には必ず使用(利用)前後の写真が載っているかと思います。
視覚から脳にインプットされやすいようにと行っている方法です。
また、データの活用も非常に効果があります。
決して偽りのデータを載せることはできないので(その場合詐欺になってしまいます)、データが購入を検討している人の後押しになります。
その2:実際に使用(利用)したお客さんの声を載せる
購入を検討している人は、購入するまで不安で仕方ありません。
逆に言えば不安があるからこそ購入へ至らないのです。
その不安を拭い去るのが実際に使用(利用)したお客さんの声なのです。
自分と同じ思いをしている人が実際に使用(利用)してみてどうだったのか、自分が思い描いた将来像を手に入れられているのか、そこが解消されればお客さんは購入へグッと近づきます。
その3:署名人の推薦
これはなかなか難しいかもしれませんが、お客さんの声だけだと許可を取らないと顔出しできないので、真実味にかけてしまうことも考えらえれます。
著名人からの推薦が得られれば、信用度も増し、購入への障害は一層減らせるでしょう
ぜひ、これからは、各々の特徴だけではなく、その先に見える未来に重きを置いて、あなたの商品・サービスを紹介して見てください。
必ずや良い結果が生まれますよ!
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