今や情報や商品・サービスが溢れかえっている中で、何とか自社の商品・サービスを売る為に、あれやこれやと色々な策を講じているかと思います。
一昔前の「良い商品であれば売れる」は神話となってしまっている状況です。
そこで、ネットや本などで、集客方法としてお客さんを絞り込むことが紹介されており、実際紹介されている方法を真似てみるも成果が上がらないということはありませんか。
成果が上がらないと感じている方が行っているのは、絞り込みのためのターゲティングまでで終わってしまっており、もっと突き詰めたペルソナ設定までいっていないため、思うような成果があげられていないのです。
今回は、ペルソナとターゲットとの違いは何か、それを明確に理解し、実行していくことで、集客力を変えていける事について紹介していきます。
ターゲット(ターゲティング)とは
どうしても成果が上がらない状態の時は、出来るだけ多くの人に宣伝をしたくなるものです。
どんなに良い商品・サービスであっても、それを必要としている人に伝わらなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
そこで、対象となりうるゾーンを絞って宣伝をする事をターゲットを絞る(ターゲティング)と言います。
ターゲット設定(ターゲティング)は、このゾーンを絞り込むための方法であり、例えば、都内に住んでいる20代女性、30代男性、独身といったものです。
ただこれでもまだ絞り込みが大枠すぎて、想像の域でしかありません。
ペルソナとは
そこでもっと狙い所を絞って設定する必要があります。それがペルソナ設定になります。
ペルソナとはあなたの商品・サービスを誰に使用(利用)してもらいたいかを架空の人物を見立てて詳細に設定する事です。
大事なのは「架空の人物」つまり「個人」を詳細に設定するという事です。
例えば、
山田太郎、男性・32才・営業職・年収300万・既婚・妻31才・娘3才・息子1才・サッカー好き・休日はサッカー観戦、バーベキューをする、性格は真面目
山田花子、女性・26才・事務職・独身・休日はロッククライミング・ヨガに出かける・アクセサリー好き、几帳面といったように、より具体的に個人の人物像を設定します。
さらに架空の人物像についての写真などがあればもっと具体化しやすくなります。
ここでの具体化で、本当にあなたの商品・サービスが必要な人の傾向が見えてくるのです。
ここまでターゲットとペルソナについて紹介させていただきましたが、あなたの頭の中に想像化しやすかったのはどちらでしょうか。
もちろんペルソナの方ですよね。
仮にあなたが目の前にぼんやりと(ターゲット)現れた人物像と鮮明に表情の見える人物に話しかけなければならないとしたら、より表情の見える人の方が話す内容を考えやすいですよね。
ペルソナ設定をする事で、一人にしっかりと伝わることが出来れば、同じ傾向の人に伝わり結果として多くの必要としている人たちに波及していけるのです。
ペルソナ設定に必要なものとは
しかしペルソナ設定はただ闇雲に独自で設定しても意味がありません。
独自で設定してもその人の主観で設定されてしまう場合があり、本当に必要としている人とは程遠い設定になってしまう事さえあります。
そこでペルソナ設定に必要なものとして、前段階での市場のリサーチです。
実際にあなたの商品・サービスを使用(利用)した人の声を集めたり、街頭でサンプリングをしてみたりして、どんな人が欲しているのかを十分把握した上で、より具体的なペルソナを設定していくのです。
まとめ
集客をする為に色々な宣伝方法をしている中で、ほとんどの場合がターゲティングまでで終わってしまっています。
それをより具体的、詳細に設定をするペルソナに変えることで、必要としている個人へ伝わりやすくなります。
もし、成果が上がらないで困っているという事であれば、試してみてください。
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