集客方法についてきちんと戦略練れていますか

どんなビジネスにおいても集客だけは避けることができません。

そして集客についてほとんどの経営者が悩まれているのも事実です。

そこで、一様に集客のための情報を集めるわけですが、これがネットで調べれば調べるだけわからなくなっていく。

実際、あなたも集客方法についてどうすれば良いのか困っているからこそ、このサイトを訪れているかと思いますが、、、

結局はどうすればいいの?ということだと思いますが、結論としては「集客方法に明確な答えなはい」と言うことなのです。

だから、ネットを調べれば集客方法が山ほどでてくるのです。

これは、人間の行動心理が一様では無く、計算式のように公式で測ることができないからなのです。

これをみて「なーんだ」と思うかもしれません。

ただ、しっかりとした戦略を練った上で、考え方をマスターする事で、「なーんだ」を「なるほど」に変えていくことができます。

そこで今回は、間違ってしまいやすい集客方法と、では何をすべきなのかについてお伝えしていきます。

 

間違いやすい集客方法

集客という言葉を聞くと、新規顧客の獲得のみを第一に考えてしまう経営者は非常に多いです。

これは、半分は当たっていますが、半分は間違っています。

では、どこが間違っているのでしょうか。

確かに、新規の顧客が獲得できれば、売上は上がっていくとは思いますが、ここで「とは思いますが」と言ったのは、最も大事にしなければならない既存顧客に対してのフォローができていない会社・店舗が実に多いという事なのです。

一般的に新規顧客を獲得するコストは、リピート顧客を獲得していくコストの5倍~10倍かかると言われています。

また、リピート顧客について、どんなことがあってもリピートしてくれるという保証はありません。

しかし、集客という言葉が新規顧客を増やす事というような魔法の言葉のように思えてきてしまい、新規顧客獲得の為、一生懸命になってしまい、結局何をすべきなのかと頭の中に混乱を呼び込んでしまうのです。

 

集客について何をすべきか

では、集客について何をすべきかという事になりますが、まずは、集客に対しての意識改革から行わなければなりません。

よく例えられる話として、バケツの中にあなたのリピート顧客が入っているとします。

ここに水(新規顧客)を注げばどんどん中身は増えていく(売上が上がっていく)が、仮にこのバケツの底に穴が空いているとしましょう。

どんなことが起こりますか。

底の穴の大小はあるにせよ、いくら上から水(新規顧客)を入れても、そこからこぼれて(リピート客が離脱して)しまっているので、結局は増えない(売上が上がらない)ということなのです。

ここに先ほどお話した、5~10倍かかる新規顧客獲得のためのコストをかけるわけですから、一向に、成果が上がらないということに陥ってしまうのです。

そこで、まずは、リピート顧客に対するフォロー体制の見直しを図りましょう。

ただし、業種、業態によってフォローの方法は変わってきますので、例えば、製造関係であれば、既存顧客に対する訪問、電話、メール等で都度関係構築を図り、既存顧客の動向をしっかり把握する。

サービス関係であれば、次回確実に来店いただけるように、事前予約であったり、足を運ばせるプレゼントであったりをまめにする等、リピートせざるを得ない状況を作ってあげる。

これはほんの一例ですが、既存、リピート顧客のフォローをしっかりした上で、新規顧客の獲得の為の戦略を打つ。

ここを第一に考え、あなたの会社・店舗に置き換えカスタマイズしてみてください。

あなたも経験があるかと思いますが、たとえば、野球をやっていて、プロの選手の打ち方を真似たところで、打てるようになりますか?

その人だからできるのであって、誰もが同じようになれるわけではありません。

ビジネスでも同じように集客を成功させる為に、いかにあなたの会社・店舗に応用できるか、あなただけの集客の仕組みを確立するかにかかってきます。

「答えがないものであれば、自分で答えを導きだせば良い」これが、あなたの集客への答えです。