世の中には、同じ量の仕事があった場合に、そそくさと仕事を成し遂げる人もいれば、時間ばかり費やし、なかなか成し遂げられない人もいます。
その差はどこから来るのでしょうか。
その差は、いかに自分に与えられた仕事を効率よく順序立ててこなすことができるか否かにあります。
今回は、仕事の順序の立て方にはコツがあり、そのコツをいかに掴むか、その方法について紹介していきたいと思います。
仕事の順序立てができない理由
まずは、仕事の順序立てができない理由を考えてみたいと思います。
どんな仕事でも、1つの事が終わったら次の仕事に取り組むという都合の良い話はまずありません。
いくつかの仕事を掛け持って、日々こなして行く毎日だと思います。
その中で、順序立てができない人の共通点としては、今、抱えている仕事の重要度が分かっておらず、全てを同じ位置付けで考えてしまうが為、あれもこれも手をつけてしまい結局何1つ終わらずじまいという事に繋がってしまうのです。
来る仕事来る仕事を積み木のようにどんどん積み重ねて行ってしまうので、やがて崩れてしまう=こなせないという状態です。
また、人それぞれ立場や職種も違う為、抱えきれない仕事については他の人にお願いできる環境であればまだ、順序立てを考える時間を持つことは可能ですが、他の人にお願いできる環境にない人については、たまってしまういっぽうです。
順序立ての方法とは
順序立てのコツを掴めば、今までのこなせないという問題からの脱却が図れるはずです。
その方法として、まずは、今抱えている仕事について全てを書き出すことから始めましょう。
まずは、全体量の把握から始める事で、抱えている仕事がこなせる量なのかが見えてきます。
もし抱えている仕事の中に、自分でなくてもこなせるものがある場合は、重要度から積極的に外していきましょう。
外した仕事については、他の人に丸投げするのではなく、ここまでの期限までにこれを仕上げなければならないので、この仕事を協力してほしいといった形でお願いをすれば、誰も力を貸してくれないということはないと思います。
その上で、抱えている仕事についての重要度に優先順位をつけ、少し余裕を持たせたゴールを設定してから着手しましょう。
ここで、きつきつにゴール設定をしてしまうと、もし計画通りに進まなかったとき、全てが共倒れ、つまり成し遂げられず、結局は今までと変わらずといった事態に陥ってしまいます。
計画通りにいかないのが当たり前という心に余裕を持つこと、所々に計画の修正地点を設ける事が順序立てて仕事をこなすポイントとなります。
また、このような流れで仕事をこなしている時にも新しい仕事が舞い込んで来る場合があります。
その時は改めて今こなしている仕事を並べて、順序立てを修正していけば良いのです。
まとめ
世の中には、同じ仕事量でもこなせる人とこなすのに苦労する人がいます。こなせない人の共通点は、順序立てが下手であることがあげられます。
まずは、今、抱えている仕事全体を把握し、重要度を決め、またゴールを決めた上で取り掛かってみましょう。
初めはスムーズにいかないかもしれませんが、だんだんこなせる量もスピードもアップして行くはずですよ。
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