雰囲気の悪い職場に共通する特徴はこれ!改善のための3つの方法とは

あなたの職場は働きやすい職場ですか。

誰しも生活をしていく上で、収入を得るために、何かしらの仕事に携わっているかと思います。

そしてほぼ毎日のように、職場の人と顔を合わせて仕事をこなしていく。

その職場が雰囲気が悪いとなると、ストレスがたまるばかりか、職場全体のモチベーションも下がり、ひいては業績にも影響を及ぼしてしまうことすらあるのです。

雰囲気が悪いばっかりに、仕事面だけでなく、人間関係もギクシャクしてしまい、ますます働きづらい職場になってしまいます。

せっかく仕事をするなら、気持ちよく仕事をしたい、これは誰もが切に願うことではないでしょうか。

そこで今回は、雰囲気が悪い職場に焦点をあて、雰囲気が悪い職場には共通する特徴があること、その特徴を知った上で、効果的な3つの改善法についてご紹介していきたいと思います。

 

雰囲気の悪い職場に共通する特徴とは

特徴①職場内でのコミュニケーションが希薄

雰囲気の悪い職場ほど、普段から職場内でのコミュニケーションが希薄である事が多く、コミュニケーションが取れていないからこそ、お互いに詮索しあい、人間関係を悪くさせてしまっているのです。

このコミュニケーション不足により、聞こうにも聞けるような雰囲気ではなく、結局仕事自体が滞ってしまうことすらあるのです。

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特徴②仕事での情報共有ができていないため、ミス・トラブルが多い

雰囲気の悪い職場というのは、職場内共有ができておらず、ある仕事の内容について、知っている人は知っているけれど、知らない人は全く何がどうなっているのか、どんな仕事が行われているのかさえわからないといった事が起こっているのです。

職場全体で取り組んでいるような仕事であれば、情報共有がなされていないと当然、ミスやトラブルといった事に繋がり、職場内での共有ができていない事が1番の原因であるはずが、実際にはミスやトラブルになってしまった人を一斉に攻めるといった事が起こってしまうのです。

特徴③職場内での成果が見えないため、モチベーションが低い

雰囲気の悪い職場では、情報の共有がなされないため、成果についても一部の人しか知り得ず、職場内で、不満要因が増幅し、「どうせやってもどうなっているかさえ教えてもらえない、やっていても無駄なんじゃないだろうか」という気持ちになり、仕事に取り組むモチベーションを下げてしまう事が挙げられます。

仮に自分が担当して、成果をあげたとしても、それを共有する環境になく、褒められるわけでもなくといった事が見受けられます。

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特徴④職場内に教えられる者がいない

雰囲気の悪い職場ほど、人を育てる環境になく、新しく入ってきた人に対しても、ほったらかしで、聞いてこない限りは何もしないという風潮があります。

これは、職場内に人を育てられるような人を予め作っておかなかったため、みんなが新しい人へ同じ目線で見るだけで、組織として機能していないためこのような事が起こるのです。

職場のほとんどの人が、教えてもらった事がないというような状態であるため、いざ教えなければならないとなるとみんな腰が引けてしまうのです。

特徴⑤上司が指示を出せない

雰囲気が悪い職場というのは、得てして上司の力が弱く、上司が適切な指示を出せないでいるため、統率が取れず、それぞれが好き勝手にしてしまい、自分は自分という考え方になってまとまりがなくなってしまっているのです。

上司が自分に自信がなく、部下の者たちの意見に流されてしまう傾向が強いため、職場の雰囲気を一層悪くしてしまっているのです。

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特徴⑥職場内に派閥のようなものがある

雰囲気の悪い職場ほど、職場内に派閥のようなものがあり、その派閥がある事で、職場内の風通しを悪くし、人間関係のもつれや、仕事上の嫌がらせなどが横行して業務に支障をきたしてしまっているのです。

何かわからないような事があっても、その派閥に所属していないばっかりに教えてもらえなかったり、最後の仕上げの仕事を取り上げられてしまったり等で、働きづらい環境になってしまっているのです。

これらが、雰囲気の悪い職場にある共通の特徴ですが、そもそも雰囲気が悪くなってしまったのには原因があるはずです。

ここからは原因について考えていきたいと思います。

 

雰囲気が悪くなってしまった原因とは

原因①職場の和を作ることに反発する人がいる

雰囲気を悪くしてしまっている原因の1つとして、職場内の協調関係の和に対して反発する人間がいて、まとまりを無くさせてしまっている事が挙げられます。

職場として良い成果を上げるためには、みんなで協力してが大前提ではありますが、あえてその協力関係に背く行為をし、成果がどうこうではなく自分が良ければという人間がいる事で、雰囲気を悪く仕向けてしまっているのです。

原因②職場として成果をあげても素直に喜べない体質

次に、これは原因①にも関係してくる事なのですが、職場として成果をあげたときには普通は、みんなで喜びを分かち合ってという事が起こりますが、雰囲気が悪い職場であると、派閥等も関わってきて、誰が関わった仕事だから、喜べないなど、面倒な人間関係が裏にあり、職場内で分かち合えない体質というのがあげられます。

職場の雰囲気は1日やそこらで悪くなるようなことはありません、必ず原因があるはずです。

それではここからは、改善のための方法についてご紹介していきたいと思います。

 

雰囲気の悪い職場を改善していくための3つの方法とは

方法①職場内のコミュニケーションをとる時間を積極的に作る

雰囲気の悪い職場を改善していくためにまず取り掛かる事として、職場内の環境自体を変えていかないことには、何も始まりません。

そこで一番の問題であるのが、コミュニケーションが不足しているからこそ、まとまりがない状態であるので、まずは、コミュニケーションをとる時間を積極的に作りましょう

それには、強制的にコミュニケーションの時間を設定し、例えば、始業前5分間はみんなで集まって話をする場を作るとか、職場内でレクリエーションをする、例えば食事会、カラオケ、ボーリング大会などみんなが参加でき、普段見ることのない職場の人の人間性をそこで感じる事ができるため、とにかくコミュニケーションを取れる時間を多く作りましょう。

コミュニケーションが取れるようになると、相手に対するお互いの気遣いも生まれてくるはずなので、そこから協力・協調関係が深まっていきます。

方法②職場内での情報共有を徹底する

雰囲気が悪い職場を改善するためには、職場内の風通しをよくする必要があります。

そのためには、どんなことでも職場の共有事項について徹底をし、共有するための時間を必ず毎日設ける事が必要です。

それぞれが今、どんな状況にあるのか、みんなでどこを目指しているのかが明確になる事で、モチベーションが上がるはずですので、その目的のために進む事ができれば、悪い雰囲気を変えていけるはずです。

方法③職場内での挨拶の徹底

雰囲気を悪くしていたものとして、人は人、自分は自分というようなまとまりのなさ、また派閥による和の乱れが大きくのしかかっていたので、まずは、分け隔てない環境を作るという事で、職場内での挨拶の徹底をはかっていきましょう。

この挨拶とは、朝の挨拶はもちろんのことですが、それ以外に手伝ってもらったり、力になってもらったりしたときの感謝の気持ちをちゃんと伝えることも含まれます。

普段から、お互いがそれぞれを思いやる気持ち、これを頭に植え付けていくことで、ギクシャクした人間関係もなくなり、風通しの良い職場内に変わっていけるはずです。

 

まとめ

雰囲気の悪い職場で仕事をしていると、ストレスが溜まるだけでなく、モチベーションも下げ、自分の成長にとっても決して良いことはありません。

また、雰囲気の悪い職場ほど、共通する特徴を持っており、その特徴を知ることで、改善の方法は見えてくるものです。

もし今、雰囲気の悪い職場で働きづらいと感じているようであれば、上記特徴に当てはめ、またその原因を知り、改善法を試して見てください。

働きやすい環境を手に入れ、自己成長を促していきましょう。