最近何だか仕事に集中できない、集中力が続かないと思われている人はいませんか。
集中出来ない事で、仕事のはかどり方も違ってしまいますし、ミスにつながったりと様々な影響を及ぼしてしまうことさえあります。
ただこの集中力、なぜ続ける事が難しいのかを知る事で、自分をコントロールしやすくなり、仕事への向き合い方も変えていけるようになるのです。
そこで今回は、集中力が続かないと悩まれている人に、集中力が続かない人が持っている特徴をあげ、妨げている原因は何なのか、そして集中力が続かない時の対処法についてご紹介していきたいと思います。
集中力が続かない人にある特徴とは
特徴1:周りに気が散ってしまう要因がある
集中力が続かないと思っている人に共通している特徴として、仕事スペースに決まって気が散ってしまうような物が散乱している事が挙げられます。
例えば、今こなしている仕事とは関係のない別の仕事の資料であったり、今必要のない文房具、携帯のメール着信音なども気が散る要因となります。
特徴2:中途半端にあれこれ手をつける
集中力が続かないと思っている人は、急に他の事が気になり出し、あれもこれもという形で手をつけてしまい、結局は全てにおいて中途半端な状態にしてしまう傾向があります。
特徴3:飽きっぽい
特徴2にも関わってくる事ですが、元々が飽きっぽい性格で、ちょっとやっては、飽きてしまい別のものに手を出し、またそれも飽きてしまい他の物へという風に、1つの物だけをというのが非常に苦手な傾向があります。
では、次に集中力が続かない原因についてみていきたいと思います。
集中力が続かない原因とは
原因1:明確な目標設定がない為、意識が薄れている
1つのことに取り組むに当たって、明確に目標設定をすることなく、取り掛かってしまう為、その物事に対する意識が入り込みにくく淡々と行ってしまい、そもそも集中すべきところが作れていない事が挙げられます。
時間管理もできていない為、たとえ始めは集中出来たとしても、すぐに集中力は切れてしまうという事が起こるのです。
原因2:他の考え事が頭から離れずにいる
本来、集中するには、何も考えずにただその物事だけを行っていくのですが、何か他の考え事が頭の中にある事で、その事が気になって集中出来ない、そして集中力が続かないという状態を招いてしまっているのです。
初めから集中出来ない状況を作ってしまっていては集中どころの話ではありません。
原因3:心身の疲労により気力が失われている
体が異常に疲れていたり、不安などで心にストレスを抱えていたりすると、気力自体が失われてしまうので、だるい・面倒だという気持ちが集中力を途切れさせてしまう原因となります。
心身が疲労していると、脳から心身を休めなさいという指令が出る為、そこで、神経を使う集中力は出てくるはずもありません。
原因4:休憩を挟み込む事がない
人の集中力はずうっと一定で保たれることはありません。
もって十数分と言われています。
集中するということは、ある意味、心身の緊張状態にあるわけですから、どこかで緩和してあげないとバランスが取れなくなり、集中力そのものが奪われてしまいます。
適度に休憩を挟むことで、心身が緩和状態になり、次の緊張状態つまり集中力を増すことにつながるのです。
原因5:集中して取り組めない職場環境
これは自らの問題ではなく、他の外敵要因になりますが、自分では集中して取り組んでいても、周りから突然声かけられたり、質問されたりと集中出来ないもしくは集中力を削がれてしまう事が起こりうるのです。
いくらその時集中していても、一旦そこで邪魔が入ってしまうと、すぐに集中状態には戻す事はできないのです。
改めて集中力を高める状態を作っていかなければならないのです。
そのような状態になってしまうと、集中力は失われていってしまうのです。
ここからは、集中力が続かない時の対処法についてご紹介していきます。
集中力が続かない時の対処法とは
対処法1:目標設定と段取りを決める
集中力が続かないのは、目標=ゴールが漠然としている為、いつまでに何をどうしなければならないのかが不明確な為、ダラダラとして集中力が続かないという事が起こっているのです。
まずは取り掛かる前に目標設定を明確にする、そしてそのための段取りを組む事で、ゴールが見え、集中力を自然と持続させていく事ができるようになります。
対処法2:仕事スペースの整理整頓
さあこれから取り組もうとするときに仕事スペースに気が散るものがあっては、集中そのものが出来ません。
まずは集中できるよう、仕事スペースの整理整頓、今取り掛かっているもの以外は置かないということを徹底していきましょう。
気をとられるものがなければ、集中する事ができるようになり、集中力も持続させられるはずです。
対処法3:時間を決めて適度の休憩を挟む
集中力を持続するには、心身の緊張と緩和のバランスが必要です。
そのために、何時まで、何分まで、どこまで終えたら休憩するという風に、時間を決めてあげる事で、そこまで頑張ろうという気持ちが集中力を増すことに繋がります。
出来れば、休憩を取るとき一旦その場から完全に離れることをお勧めします。
その場で休憩しても、目の前に取り掛かっている物事があれば、当然頭の中から離れないため、形式だけの休憩になってしまい、本当の意味での心身を休めることには繋がらないからです。
対処法4:仕事モードのオンオフの切り替えをする
集中出来ない、集中力が続かない要因の1つに休日も仕事のことが頭から離れないことが挙げられます。
頭の中でオフ時間を作れないと、常に緊張状態が頭の中で続き、頭の中がストレス状態になってしまいます。
このストレス状態が続いてしまうと、どこかで緩和しようとするため、その後ぼーっとしてしまうという事が起こります。
休日は、一旦仕事のことを忘れるようにしましょう。
何か仕事のことを忘れることができる趣味などを持つことをお勧めします。
仕事は仕事、遊びは遊び、オンオフをしっかり切り替えること、これがより良い集中力をもたらす特効薬です。
まとめ
集中力を続けることは、簡単そうで意外と難しい問題です。
ただ、その集中力を妨げてしまう原因についてしっかり理解しておくことで、対処は可能になるのです。
その対処法を導き出せれば、自分でコントロールできるようになり、仕事の能率も上がっていくはずです。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、今後の仕事やプライベートを充実したものにしていきましょう。
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