仕事のオンオフを上手に切り替える5つの方法とは

休みの日も、つい仕事のことが頭に浮かび離れない、仕事とプライベートを分けたいと思いながらもオン・オフの切り替えがうまくできず、また切り替え方自体もわからなくなってしまっている人は意外と多いものです。

そのままでは心身が疲弊し、体調を崩す原因になり兼ねません。

そこで今回は、仕事のオン・オフを上手に切り替え、充実した毎日を送るための5つの方法をご紹介させていただきます。

 

仕事のオン・オフを切り替えられない人の特徴

その1:仕事上の優先順位をつけることが苦手である

オンオフの切り替えができない人は、順序立てて仕事をしていくことが苦手な傾向があり、いつまでにどうすれば効率よく仕事を終えれれると考えるよりも、手元にあるものからあれこれ手をつけていってしまうため、全てが中途半端な状態で、1日を終えてしまうことが多々見受けられます。

あちこち中途半端な状態になるので、帰宅しても気になって頭から離れないつまり仕事オン状態のままになってしまっているのです。

その都度優先順位を確認しないで仕事を行う為、重要度の高い仕事についても見逃してしまい、仕事上での失敗につながるケースさえあります。

その2:整理整頓が苦手である

仕事のオンオフが切り替えられない人は得てして、仕事場や家が整理されてない傾向があります。

仕事場での整理整頓については、あれこれものが散らばっていることで、1つのことに集中しきれず、あっちにもこっちにも気を取られ、「そーいえばこれは」「この仕事も途中だったな」等気が散ってしまう状態を自らが作ってしまっているのです。

そのことにより、仕事がはかどらず、時間がかかってしまい、帰宅しても頭から離れず仕事オフに切り替えられないままとなってしまっているのです。

家での整理整頓ができていない場合は、結局は散らかっていることで、気持ちが安らぐ場所がなく、表面上に現れていなくても心にストレスを与えてしまっている為、オフモードになりきれないということが挙げられます。

その3:些細なことでも考えすぎる

オンオフの切り替えができない人は、ほんの些細なことでも考えすぎる傾向がある為、それが常に頭から離れず、切り替え自体にを難しくさせているのです。

また、あれこれ考えすぎる事で、「あーしとけばよかった」「こうすべきだった」とネガティブに考えがちになりそれが心身への疲労という形で切り替えを余計難しいものにさせているのです。

ではここからは、オンオフを上手に切り替える為の方法をご紹介していきたいと思います。

 

仕事のオンオフを上手に切り替える5つの方法

その1:仕事を持ち帰らない

オンオフの切り替えができない人ほど、仕事に優先順位をつけてその日に終わらせる事などのスケジューリングが苦手であるため、仕事が終わらず、持ち帰って仕事をしてしまうことが多々あります。

仕事を持ち帰ってしまっている時点で、切り替えは到底無理であり、仕事モードから離れることができません。

オンオフの切り替えのためには、メリハリが絶対的に必要であるため、仕事はどんなことがあっても持ち帰ることはしないと心に決めましょう。

持ち帰る事が出来ないという事だけで、仕事場でその日に終わらせなければならないという意識が生まれ、効率化(優先順位をつけて行う)を自ら考えるようになるはずです。

その習慣が出来ると、家で仕事について考える事がなくなり、オンオフの切り替えができるようになってくるはずです。

その2:仕事場から直帰するのではなく、寄り道をする

直帰してしまうと、今までの仕事オン状態のままで、切り替えるタイミングがない為、あれこれ仕事の事を家でも考えがちになってしまいます。

一度、仕事オフの為、リセットする場所、つまり1クッションおく場所を作りましょう。

喫茶店でも良いですし、スーパーやコンビニに寄るのも良いでしょう。

とにかく仕事オン状態を切る事をしてください。

その3:毎朝その日のやる事リストを作る

その日のゴールを予め決めておく事で、そこまで終えたら今日はおしまいと脳に覚えさせる事が必要です。

ゴールまで達成できれば自然と、仕事オン状態からオフ状態へと脳が指令を出すので、切り替えをしやすい状況が生まれるはずです。

そのためにも毎朝、その日のやる事リストを作成しましょう。

その4:寝る前の考え事は厳禁

寝る前に考える事の多くが、明日の仕事の事がほとんどで、たとえそれまで仕事オフ状態を保っていたとしても、その一瞬で再び仕事オン状態に戻ってしまう為、心身が休まらない状態になってしまいます。

オフ状態の時はとことんオフ状態にする事を意識し、考え事は避けましょう。

その5:趣味を作る

仕事オフ状態を作るには、仕事のことを考えない時間、空間が必要です。

趣味を作る事で、その時間は仕事の事を忘れ、仕事オフ状態を作り出せます。

また、その趣味の時間を作る為には、当然仕事を早く終える必要が出てくる為、仕事を効率よくこなす意識が生まれ、オンオフのメリハリをきかせることにも繋がります。

 

まとめ

仕事内容が複雑になっている昨今、仕事のオンオフの切り替えがなかなか出来なくなってきています。

しかし、オンオフの切り替えができないと、心身に悪影響を及ぼしてしまいます。

オンオフのメリハリをしっかりつけて、充実した毎日を送りましょう。