視野が狭い人の特徴と今日から取り組む視野を広げる5つの方法

視野が狭い人というのは、物事を正面からしか捉えられず、融通が利かないといった傾向があります。

1つのことを集中して追い求めるという考え方と捉えれば、悪いことではありませんが、周りが見えなくなってしまうと、仕事や人間関係で様々な影響を及ぼしてしまいます。

そこで今回は、視野が狭い人にスポットを当てて、視野が狭い人が持ち合わせている特徴を挙げ、今日からでも取り組める視野を広げる5つの方法についてご紹介していきたいと思います。

もし今、視野が狭いと感じて悩まれているのであれば、十分参考にしていただけると思います。

 

視野が狭い人が持ち合わせている特徴とは

特徴1:目先の事だけに捉われている

視野が狭い人は、すぐそこにある目先の事にしか目がいかず、それに捉われてしまい、物事を線で考えるのではなく、点として考えてしまいます。

目先にあるものについて、それをどうしていくのかに固執してしまうため、自らどんどん視野を狭めてしまっているのです。

その先にあるものについて考える余裕がない為、目先にこだわってしまうのです。

特徴2:自分が正しいを貫く

常に自分の考えが正しいという考え方を持っており、周りの意見に対して聞く耳を持たないといったことが挙げられます。

ある意味、周りを信用していないとも言え、信じるのは自分の考えのみであるという信念を貫いていきます。

自分の正当化を主張する為、周りとの協調性がなく、トラブルに繋がってしまうことも多々見受けられます。

特徴3:今までの経験値で考え、新しい考え方を受け入れない

視野が狭い人は、信じるのが自分だけという考え方から、全て自分が今まで経験してきた中で、答えを出そうとし、自分の経験値にないものに対して、一切受け入れようとはしないことが挙げられます。

周りの人に比べて、何倍も人生経験を重ねている人であればまだしも、なかなかそこまでの人生経験値を持っている人はまずいないはずなので、今までの経験論から導き出される答えにも限界があることはわかっていても、新しい考え方があるかもしれないを頑なに受け入れようとはしません

特徴4:いくつもの選択肢を考えられない

視野が狭い人は、正面にある一つの物事だけを見ており、その答えについても一つのみという考え方が非常に強いです。

例えばこんな考え方もあるかもしれないと、いくつもの選択肢について考える余裕がなく、結果として、その一つを見つけ出すことに非常に苦労しているとも言えます。

物事に対する考え方に多様性を持たせるのが苦手な傾向にあります。

特徴5:こだわりが強い

視野の狭い人は、人一倍こだわりを強く持っており、そのこだわりはどんなことがあろうとも決して曲げることはありません。

こだわりを持って物事にあたることは、素晴らしいことではありますが、そのこだわりが行き過ぎてしまい、とことん追求していく為、どちらかというと周りはついていけないという状態になってしまっているのです。

視野が狭い人の特徴について、ここまでお伝えしてきましたが、視野を狭くさせてしまっている原因についても考えていきたいと思います。

 

視野を狭くさせてしまっている原因とは

原因1:自分の考えが間違っているかもしれないを受け入れない

まず第一に、視野が狭い人は、自分が正しいということに対して非常に頑固である為、考え方を曲げたくないという感情が強く、自分の中でも多少なりとも考え方が間違っているかもしれないと思った時、それを受け入れたくない自分がいることが原因として考えられます。

自分しか信じられないを覆したくないという気持ちが大きく関わっていると考えられます。

原因2:周りを認めたくない

その次に考えられるのが、周りの意見を聞いた時に、自分で考えつかなかったことで、それが正しい答えであるとなった時に、周りの人に負けてしまったという変に高いプライドを持ってしまっていることが挙げられます。

今まで持っていた自信が揺らいでしまうことを恐れて、周りを認めたくないという心理が働いているのです。

では、これらを踏まえた上で、視野を広げていく為に今日から取り組める5つの方法についてご紹介していきたいと思います。

 

視野を広げるための5つの方法とは

方法1:普段から様々なものに興味を持つ

視野が狭い人が経験値でしか考えられない傾向があることは特徴のところでお伝えしましたが、経験値の幅が広がることで、考え方自体を今までよりも広げていけるので、結果として視野も広げていけることに繋がります。

その為にはまず、経験値を増やすため普段より様々なものに興味を持つ事をしましょう。

日々のニュースや、今はやりのファッション、音楽、映画など、どんなことにも興味を持ち知識として蓄えましょう。

それが積み重なることで、考え方にバリエーションを持たせることができ、少しずつ視野が広がっていくはずです。

方法2:生活を変える

視野が狭い人は、日々の生活にあまり代わり映えがないため、刺激が少ない状態にあります。

そこで今までの生活スタイルを変えてみましょう。

例えば、普段車ばかり使っているようであれば、バスや電車で出かけてみる、普段寄り道などはしない人であれば、あえて喫茶店によるなど寄り道してみる、休日はあまり出かけないという人であれば、思い切って旅行に出かけてみる等、生活スタイルを帰ることで、今まで見えなかったものが目に映り、そこで新しい発見につながることで、考え方に幅ができ、視野を広げることにつながります。

方法3:多くの人と話す機会を作る

視野を広げるということは、いかに自分の考え方に幅を持たせられるかということなので、その為に、できるだけ多くの人と話す機会を作りましょう。

できることなら普段会っている人ではない人と話す機会を作るのがベストです。

なぜかというと、普段会っている人では、お互いに知れているため、会話の幅が広がらず、考え方自体に変化が起こらないからです。

普段話すことがないような人と話す機会を持つことで、自分の考えにはない視点での見方というのを得られ、結果として、視野を広げられることにつながるのです。

方法4:周りを素直に受け入れる

一人の考え方にはどうしても限界があります。

自分で考えて答えを出していきたいということは非常に立派なことではありますが、それでは自分の成長には繋がりません。

いかに知識を蓄え、様々な考え方ができるか、その為に周りを素直に受け入れてみましょう。

周りは、あなたが思っているほど、自分の意見が正しい正しくないかについて意識はしていません。

ここは自分の視野をどれだけ広げられるかに注視して、周りと協調していきましょう。

方法5:答えは1つじゃない

どんな物事でもそこにたどり着く方法は決して1つではありません

そのたどり着く方法としていかに自分の中の引き出しを多く持っているか、それこそが視野を広げることにつながるのです。

山の登り方もいく通りもあるように、答えにたどり着く方法もいく通りもあるはずだと、柔軟に考えるようにしましょう。

 

まとめ

視野が狭いとどうしても見える世界まで狭めてしまいます。

まっすぐ正面を見つめていくことも大事ですが、考え方にバリエーションを持たせることで、人間としての成長にもつながるはずです。

もし今、視野を広げたいと考えているいるのであれば、この記事はきっとあなたの参考になるはずです。

まずは考えるより行動してみましょう!