一貫性がない人には共通の特徴がある!そこから見える3つの改善法

あなたの友人、職場の仲間で、さっき言った事とまた違うことを言って、周りを振り回してしまう「一貫性がない人」はいませんか。

一貫性がない人といると、周りからの信頼がなくなり、人間関係にも影響を及ぼしてしまいます。

しかし、一貫性がない当の本人は、意外と自分が一貫性がない事に気がついていない場合が多いのです。

また、この一貫性、心理状態によって一貫性を保てる人と保てない人がいます。

そこで今回は、一貫性がない人に焦点を当て、一貫性がない人が共通して持っている特徴をあげ、そこから見えてくる3つの改善法についてご紹介していきたいと思います。

 

一貫性がない人が持っている共通の特徴とは

特徴①気分によりコロコロ変わる

一貫性がない人は、気分屋である事が多く、そのときの気分で意見を述べるため、言っている事がコロコロ変わってしまい、周りが振り回されるという事が挙げられます。

物事をしっかり考えた上で意見をする事が苦手であり、ある意味思いつきで意見してしまい、後になってまた違うことを言ったりと、周りから信頼を得られないようなところがあります。

特徴②感情的になりやすい

一貫性がない人ほど、一瞬の感情に流され、意見をしてしまう傾向が強く、周りからそこまで感情的にならなくてもと思われるくらい、カッとなりやすい事が挙げられます。

当の本人は感情的になったことで、周りを嫌な思いにさせてしまっている事に気がつかず、その感情が収まると、何もなかったような態度を取ります。

感情的になってしまうことで、その意見が正論なのかどうかわからなくなり、とにかく収まりがつかずに、主張を曲げません。

また、感情的になってしまっていることを周りから指摘されると、手がつけられなくなり、自分の言っていること自体が二転三転してしまうことさえあります。

特徴③物事を部分的にしか捉えられない

一貫性のない人は、全体を捉えた上で判断するのではなく、一部分を切り取ってそこだけで判断してしまうため、後になって先ほどの判断が違うとなると話をすり替えてしまうといったことが挙げられます。

冷静に物事を分析して、それに対して判断をするのが苦手であると言えます。

特徴④信念がない

一貫性がない人は、自分に信念がなく、また物事に対してあまり深く考えていないことも多いため、周りに流されやすいといった事が挙げられます。

こっちの人がこう言っていたからこうだ、少しして、あっちの人がこう言っているからこうだとコロコロ意見が変わってしまい、周りからは結局何が言いたいんだという事になってしまうのです。

特徴⑤自分に自信がない

自分に自信がないとどうしても周りに流されがちになります。

もし自分の意見が間違っていたら、周りから非難されたり、追求されてしまう。

一貫性のない人ほど、周りから嫌われたくないという思いが強いため、安全策を取るためにも周りに乗ってしまうという行動を起こしがちです。

それが習慣化してしまう事で、より自信を持つ事から避けてしまうようになっているのです。

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特徴⑥責任感がない

一貫性がない人ほど、責任を持ちたくないという思いが強く、自分に責任が及びそうな物事があると避けてしまうという事が挙げられます。

これには、物事を深く考え判断する事が苦手であるという気質からきているもので、責任感を持てない人とも言えます。

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ここまでが、一貫性がない人に共通する特徴ですが、この一貫性が保てない原因はそもそもどこにあるのでしょうか。

 

一貫性が保てない原因とは

原因①認められたいと言う心理

一貫性が保てず、一貫性がない人になってしまっているのは、周りの人への依存心が強く、人から嫌われたくない、自分を認めてもらいたいと思う気持ちが強いため、言うことが都度変わってブレてしまうという事が起こっているのです。

また、物事に対して表面でしか捉えない習慣がついてしまっているため、その時の考えだけでの判断が一貫性を保てない事につながってしまっているのです。

原因②失敗するのが怖い

次に、一貫性がない人になってしまっている原因として、物事への判断に対して、失敗する事への恐れから、都度意見を変えてしまう事が考えられます。

これは、幼少期などに自分の意見で周りから非難されたりして、非常に嫌な思いが心に刺さってそれがトラウマになってしまっていることも考えられます。

ここから、自分が間違ってしまいそうに感じたときに意見を変えて帳尻を合わせるような行動を取るようになってしまっているのです。

以上が、一貫性がない人にある共通の特徴と、一貫性を保てない原因になります。

それではここからは、改善法についてご紹介していきたいと思います。

 

一貫性がない人への改善法とは

改善法①自信を持ち信念を持つ

まずは、自分に自信を持つことから始めましょう。

自信がつく事によって、周りに流され、意見を合わせようとする事が無くなります。

また自信がつくことによって、信念もしっかり持てるようになってくるはずです。

そのためには、物事に対して、即答するのではなく、一旦自分の腑に落として考え、意見をする訓練をしていきましょう。

そこで、気持ちが負けてブレてしまうような事があるかもしれませんが、そこは我慢、その積み重ねが、一貫性を保てるようになるのです。

改善法②感情をコントロールする

一貫性がない人はどうしても心に余裕がなく、感情的になりやすい状態にあります。

ストレス等も相まってちょっとのことで感情的になってしまい、自らで感情のコントロールができなくなっています。

まずは感情のコントロールができるようになりましょう。

そのためには、普段から心に余裕を持たせるような生活習慣を作っていきましょう。

休日にはしっかり体を休めたり、趣味に没頭するなど、心にプラスのエネルギーを与えることを行ってみてください。

心に余裕が生まれることで、感情のコントロールも自然にできるようになってくるはずです。

改善法③周りに流されない、責任感を持つ

一貫性がない人はどうしても周りへの依存心が強くなってしまうので、その依存心を断ち切る訓練をしていきましょう。

そのためにはやはり、責任感を持って自覚を促すこと以外ありません。

自分の人生は自分で責任を持って決めているはずです。

周りに流されることから卒業し、自分に責任を持つことで、一貫性を保てる人へ変わっていけるはずです。

 

まとめ

一貫性がないと知らず知らず周りを振り回してしまい、ひいては周りから信頼を失ってしまいます。

一貫性を保てるようになるためにまずは、一貫性がない人には共通する特徴がありますので、その特徴を理解する事が大事です。

その特徴を自分に当てはめる事で、自分がどうすれば一貫性を保てるようになるのかが見えてくるはずです。

今日から変わることは難しいことですが、日々の積み重ねが一貫性を保てる人間へと変えていけるはずです。

ぜひ前向きに取り組んでみましょう。