仕事やプライベートで人前に出たときに「緊張する・あがる」といったことはよくあることです。
あなたも会議やプレゼン、打ち合わせの場で、いざ発表となった時、緊張やあがりを経験した事があるかと思います。
どんな人でも「緊張もしないし、あがることもない」といった人はまずいません。
緊張・あがりが原因で、出来るだけ人前に出ることを拒むようになり、気持ちが滅入ってしまい、心身に不調をきたしてしまうことさえあります。
今回は、なぜ人前に出た時に緊張やあがりといったことが起こるのか、では解放するためには心の持ち方が大事であり、その心の持ち方とはどのようなものなのかについてお伝えしていきます。
なぜ、人前に出ると緊張・あがってしまうのか
人は誰しも相手から自分のことを良く見てもらいたいという願望があります。
そこで、普段着のままの自分を出すよりもちょっと着飾った自分を出そうとするがために、心に負荷がかかりすぎ、緊張・あがるといった症状が心から発信されてしまうのです。
それによく見受けられるのが、準備不足からくる緊張・あがりが挙げられ、会議やプレゼン・打ち合わせには事前に時間があるはずだと思いますが、その事前に十分な練習等、準備ができていないというシーンです。
まだ準備ができていないのにいきなり理想の形を頭の中で思い浮かべてしまう事で、心が「準備出来ていないけど大丈夫」と自分自身に返答がきて、どうしようと不安になり、それが身体的に緊張・あがるという状態を生むのです。
また、緊張・あがりの原因として考えられるのが、幼少期のネガティブな経験や感情(インナーチャイルド)が影響しているとも言えます。
そのネガティブな経験や感情が大人になって今に至るまでに蓄積され、過去の失敗談として頭の中にインプットされているのです。
それが邪魔をして、いざというときに悪い方の結果を想像させ、人前に立っている際、ああなったらどしよう、こうだったらどうしようと心を不安にさせ、それが緊張・あがりという状態を作ってしまうのです。
では、相手に良く見られようと理想の形を思い浮かべなければ良いのかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そうではありません。
よく見られようとする行動は、人それぞれに備わっている向上心からきているものなので、人の成長には欠かせないものと言えます。
ただ、ここで理解しておかなければならない事は、心と身体がバランスを取れるように準備をしておく事なのです。
そして、その準備のためには心の持ち方が大事なのです。
緊張・あがりから解放される心の持ち方
では、ここからは、緊張・あがりから解放される方法としての心の持ち方を紹介させていただきます。
まずは、心にゆとりを与えることが必要となってきます。
人はどうしてもまだ起こっていないのに悪い方の結果を想像してしまう性質なので、考えすぎてもしょうがないという気持ちを持つことが大切です。
その為には、人前に立った時、自信で満ち溢れていることで、ネガティブな発想は押しのけられ、緊張・あがりという状態は解消されるはずです。
では自信に満ち溢れるようにする為には、もちろん事前にしっかりとした準備が必要になる事はいうまでもありません。
会議・プレゼン・打ち合わせ等では、これでもかという位練習をし、心に自信という鎧をまとってあげる事です。
また、緊張・あがってしまうときに起こりがちな事として、ついつい早口になってしまう事があります。
頭の中で、考えすぎてしまい、早く話さなきゃという思いが先行して、心が自然とあおられて、不安症状として緊張・あがりに繋がってしまいます。
これも事前にしっかり練習をすることによって、解消されていきます。
まとめ
緊張・あがりについては、どんな人でも起こりうることです。それを引き起こしているのは、準備ができていないにもかかわらず、その場に望んで、心と体のバランスをくずしてしまっていることです。また、過去のネガティブな経験や感情も邪魔をしてしまうことがあります。
それらを解消する為には、心に負荷をかけすぎずゆとりを持たすこと、つまり事前準備による自信という鋼をまとわせてあげることで、解消されていきます。
ぜひ、これらの頃を頭におきながら実践してみてください。
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