会社が成長して行くためには、いつの時代も従業員が同じ方向性を持って進むことが大事です。
そのためには、部下や後輩にいかに自信を持たせ仕事を任せられるかがポイントになります。
自分でやれば2日で終わるものを、部下や後輩に任せる事によってもっと時間がかかってしまう、もしかしたら失敗してしまうかもしれない等不安要素は尽きないと思います。
しかし、ここで時間をかけられるかどうかであなた自身が上司として、また後輩、部下が成長していけるかの鍵になる重要な過程となります。
今回は、なぜ自信が持てないのか、自信を持てない人の傾向と実際に後輩・部下に自信を持たせるためのポイントを紹介して行きます。
なぜ自信を持てないか、自信を持てない人の傾向
仕事をして行く上では決して一人で完結して行くことは不可能です。
仕事というのはあくまで相手があってなされるものだからです。(中には簡単な仕事は一人完結が可能なこともありますが)
ここでは、なぜ自信を持てないかに焦点を当てて考えていきます。
失敗したくない
失敗したらどうしようという不安が常につきまとうことで、どうしても前へ進めず、自信ばかりが失われていってしまいます。
誰しも失敗せずに物事を成し遂げたいと考えています。
しかし、失敗せずに成長していくことはまず無理な話です。
失敗を糧に、次のステップに進み成長へと繋がっていくので、この過程は非常に重要なのですが、避けられるものなら避けたいという意識がますます自信をなくしてしまうのです。
周りの目が気になる
そもそも自分自身に自信がない為、常に周りの状況が気になってしまうといった状況です。
会話の端々に勝手な思い込みで、自分に対して否定的に言割れていると捉え、自信をなくしていってしまうのです。
成功イメージがない
今までの人生経験で、物事に対しての成功経験が少ない為に、イメージがわかず、自信を持って仕事に取り組む事ができない状況です。
後輩・部下に自信を持たせるポイント
そこで、どのように部下や後輩に仕事を任せ自信を持たせるかについてですが、まず仕事を任せるにあたり、どのように指示を与えれば、部下や後輩が仕事をやりやすくなるかを考えてあげる必要があります。
その際に、仕事を任せる本人が、その仕事の全体像をしっかりと把握した上で、任せることが大前提です。(それをしないとただの丸投げで、任された部下や後輩もそれを汲み取り一気にやる気が失せてしまいます!)
また、任せっきりにするのではなく進捗状況についてもしっかりと確認していくことが重要です。
進捗状況を確認することで、任されている部下や後輩は、気にかけてもらえている事で意気に感じしっかりとした結果を出そうとするからです。
しかしここで絶対にしてはいけない事は、心配からくる親心でついつい口出しをしてしまう事です。
口出ししてしまう事で、自分で任されているというよりは一緒に仕事をこなしているという感情につながってしまうからです。
部下や後輩が充分に考える余地をしっかりと与えてあげ、もちろん質問については快く受けてあげるスタンスで望むことが後の部下・後輩の自信、そして成長につながります。
そして最終的に仕上がった後、その部下や後輩に的確なアドバイスをするのはもちろんですが、最後に一人で仕上げた事に対しての労をねぎらってあげることも忘れずにしてあげてください。
それがあると無しでは、成長に雲泥の差が出ますよ。
ぜひ試みてください!
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