仕事をするもすぐ辞めてしまう、今度こそはと意気込んではみたもののやっぱり続かない、すぐ辞めてしまうのが癖のようになってしまっている人というのは少なからずいます。
ただこの繰り返しをしていても、決して人生は楽しいものではありません。
続けられるんだったら続けたいに決まっている、でもどうしたら良いかわからないから悩んでいるだというところではないかと思います。
仕事が続かないこと自体は、決して改善できないわけではないのです。
むしろ仕事が続けられない人が持っている共通の特徴と原因を理解することさえできれば、「すぐ辞めてしまう」「続けられない」は変えられるのです。
そこで今回は、仕事が続けられず悩んでいる人に、続けられない人が持っている特徴と続けさせなくさせている原因をあげ、仕事を続けるのに必要な3つの方法についてご紹介していきたいと思います。
仕事が続けられない人が持っている共通の特徴とは
特徴その1:人間関係を築くことに対して苦手意識がある
仕事が続かない人が必ず陥るといっていいのが、人間関係の構築で苦労をし、馴染めないことですぐに諦め、結果として仕事が続けられず辞めてしまうことです。
元々人間関係に対して苦手意識を持っている為、自分の思い描いた状況や環境ではないと自分の中で結論が出てしまうと、その場から離れたい、つまり辞めてしまう行動に移るのです。
一度ダメだと思った時には、非常に速いスピードで行動を起こします。
特徴その2:我慢がきかず、飽きっぽい
物事に対して、すぐに合う合わないを判断してしまう傾向があり、我慢がきかないことが挙げられます。
また、物事に対して非常に飽きっぽく、様子を見ながら進める事が難しい性格であることも挙げられます。
特徴その3:将来に対しての目的意識が薄い
仕事が続けられない人は、今この時の感情を一番大事にしている為、将来に繋がるかもしれないから、もう少し頑張ってみようという発想には至らない傾向が強いです。
これには自分自身が将来どうなりたいか、どうして行きたいかといった目標自体を持てていないことが挙げられます。
特徴その4:仕事をしなくても困らない
家庭環境に恵まれていたりすると、特に生活を成り立たせる為の手段として仕事をしなければならないというわけではないので、自分が興味がない、合わないと感じたら、他の仕事があるという考えが頭に浮かび、辞めるという行動に移してしまうのです。
この仕事よりももっと自分に向いている仕事が他にあるという考え方が強い為、転職を繰り返し、仕事が続けられないが習慣化になってしまっているのです。
これらの特徴を踏まえて、そもそも仕事が続けられなくさせてしまっている原因についても考えていきたいと思います。
仕事が続けられなくさせてしまっている原因とは
原因その1:人間関係で合わせられない
仕事が続けられない人は、積極的に自分からコミュニケーションをとるのが苦手でありながら頑固な面もある為、人間関係で相手に合わせていくことにストレスを感じやすく、なかなか馴染めないことで、自分の居場所がなく感じてしまい、その場を避け仕事が続けられないと判断し、辞めてしまうのです。
仕事が続けられない人にとって仕事が続けられるかられないかは人間関係で決まると言っても過言ではありません。
原因その2:ちょっとの事でも気にしすぎてしまう
仕事が続けられない人は、メンタルが繊細すぎて、ちょっとのことでも、非常に傷つきやすく、引きずってしまう為、平常心を保って仕事をしていくことが難しいと言えます。
これもやはり人間関係が大きくのしかかり、周りが自分に対して裏で何か言っているんじゃないかとか、自分が変わった人間と思われているんじゃないかと勝手に自分で思い込み、辛くなって仕事が続けられなくなってしまっているのです。
原因その3:自分に合う仕事はどこかにあるという考え方
仕事に対する考え方が、仕事に自分を合わせていくのではなく、自分に仕事を合わせていくという考え方のため、ちょっと仕事をしてみて合わなそうと感じたら、この仕事は自分のすべき仕事ではなく、もっと自分にあった仕事が他にあるはずと他に移ってしまうのです。
そこで最終的に自分にあった仕事を探し切れれば良いのですが、そこまでの間に、転職を繰り返して、癖のようになってしまっている為、仮に自分にあった仕事が見つけられても、今度は飽きてしまう等の問題が生じ、結局仕事を長く続けることが難しくなってしまうのです。
では、仕事が続けられない人にとってどのようにすれば続けられる人へと変わっていけるのでしょうか。
仕事を続けていける人へ変わる方法とは
方法その1:どんな仕事も慣れるまでに時間がかかるものと自分に言い聞かせる
どんな仕事も1日で慣れることはまずありません。
まずは、すぐに結論を出すのではなく、慣れるところまで、我慢して続けてみましょう。
そして慣れたところで、それでも辞めたいという思いがあるのなら、その仕事は完全に向いていない仕事ですので、他へ移る事を考えましょう。
仕事が続けられない人は今まで、慣れるところまで行く前に結論を出してしまっているはずなので、まずは慣れるという感覚を自分の中に植え付けましょう。
方法その2:積極的にコミュニケーションをとる
仕事が続かない人は、コミュニケーションをとるのが苦手である事を原因のところでお伝えしましたが、受け身では馴染むことが難しいので、考え方を変えるためにあえて、自分から積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。
自分からコミュニケーションをとることで、今までの人間関係に対して思い込みがはずれ、新たな考え方が自分自身に生まれるはずです。
そうすることで、合う合わないを早急に結論付けることもなくなって、慣れるまで続けようという気持ちに変わっていけるはずです。
方法その3:人生に目標を持つ
今この時だけの考え方から、もっと長い目で自分の将来像を思い描いてみましょう。
そのために、目標を掲げ、将来どうなっていたいのか、そのために自分は今何をすべきなのかを具体的にあげ、その目的に向かって進んでいきましょう。
人生における目標ができることで、人生を点ではなく長い線で見ていくことができるようになるため、仕事を続けることに対してのモチベーションにもつなげていけるはずです。
まとめ
仕事が続けられない人には、共通の特徴があり、またそうさせてしまっている原因が必ずあります。
まずはその特徴、原因をしっかりと理解しましょう。
そのことで、自分への気づきが生まれ、改善への方法が見えてくるはずです。
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