怒りっぽい人に共通する特徴と上手な3つの対処法とは

ほんの些細な事でもイライラして、すぐキレてしまう・・・

そんな「怒りっぽい人」は結構多く見受けられるものです。

周りからすると、怒りっぽい人がいるだけで、気を遣い、付き合いづらいと思い、できる事ならば近寄りたくないと思うのが実情ではないでしょうか。

怒りっぽい人にそれほど関わりがない人であれば、単にその怒りっぽい人を避けて通ることはできますが、これが職場での事となるとそうたやすいものではありません。

しかしこの怒りっぽい人には共通の特徴というものがあり、その特徴を理解していく事で、対処していく事自体は可能なのです。

そこで今回は、怒りっぽい人に悩まされている人に焦点を当て、怒りっぽい人が持っている共通の特徴を挙げ、上手な対処法を3つご紹介していきたいと思います。

 

怒りっぽい人に共通する特徴とは

特徴①怒る事で自分を認めさせたい

怒りっぽい人ほど、周りに自分の存在を示したいという気持ちが強く、その手段として起こる事で、自分を認めさせるという選択肢をとります。

これには怒る事で、周りから反論をさせないという心理状態が隠れており、その心理を使う事で、自分という存在を示しているのです。

自分を認めさせたいという気持ちが強い人ほど、より高圧的に怒ってしまう傾向があります。

特徴②いつまでも根にもつ

怒りっぽい人は、ひと時の感情で怒り出してしまうこともありますが、その前段階として、何かしら根に持っている事があり、些細な事があった時に、その根に持っていた事が頭の中によぎり怒り出してしまう傾向があります。

どちらかというと割り切るのが苦手であり、引きずってしまう事で、突如自分の中で爆発して怒るという行動に出てしまうのです。

特徴③心に余裕がない

怒りっぽい人ほど、心に余裕がないため、一旦自分の中に落とし込んで考える事までいかず、その時の感情に流され、怒ってしまうという行動が見受けられます。

元々が論理的にというのが苦手であり、また様々な要因が相まって、本来受け入れられる事でも、心の器が溢れてしまっているため、もう受け止められないと心からのサインで自分を守るために怒るという行動に繋がっているのです。

特徴④他人と比べ劣等感を持っている

怒りっぽい人ほど、他人と比べ何かしらの劣等感を持っている傾向が強く、劣等感があるからこそ、自分にないものを持っている人に対し、怒る事で、自分をかばっているとも言えます。

人それぞれ個性があってしかるべきなのですが、怒りっぽい人は、どうしても他人と比べてしまい、自分にはないものをあえて粗捜しをして、そのことに対して相手に怒るという行動を示してしまっているのです。

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特徴⑤常に強いストレスを抱えている

特徴③にも関わってくる事ですが、怒りっぽい人は、心で受け入れられる限度を超えてしまっているため、これ以上心が疲弊しないようにと脳から怒るという指令が出て、行動に移す事で、心を守っているのですが、その心に余裕がない原因が様々な要因による強いストレスであり、怒りっぽい人ほど、ストレスを常に感じやすい傾向にあります。

ストレスというのは目に見えないので、知らず知らず積み重なって、感情が先立ち怒ってしまうのです。

以上が、怒りっぽい人が持っている共通の特徴ですが、ここからは、怒りっぽい人がなぜ怒りっぽくなってしまうのかその原因について考えていこうと思います。

 

怒りっぽくなってしまう原因とは

原因①甘やかされて育ってきた

怒るという行為自体は誰にでもある事です。

しかし怒りっぽい人は、怒る事で周りがどんな思いをしているのかを理解していない事が挙げられます。

その原因となるのが、小さい頃から甘やかされて育ってきた事が挙げられ、怒る事が時には周りに迷惑をかけているということを学んでくる事がなかったため、「いいよ、いいよ」で甘やかされてしまってきたため、些細な事でも怒りっぽいというのが当たり前のように、その人自身に根付いてしまっているのです。

原因②コンプレックスを持っている

怒りっぽくなってしまうのには、小さい頃からの他人に対してのコンプレックスが原因となっている事が挙げられます。

コンプレックスを持っている事で、妬みや嫉みといった感情が湧き出て、なんとか自分をかばおうと自己防衛のために怒るという行動に走って、今に至っているのです。

またコンプレックスをさとられたくないために、先手をうって自己顕示欲を示すために怒るという行動に繋がっているのです。

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ではこれらの特徴と原因を踏まえた上で、上手な対処法についてご紹介していきたいと思います。

 

3つの上手な対処法とは

対処法①普段から距離を置いておく

怒りっぽい人への対処法として、怒りっぽい人は日頃から些細な事でも怒ってしまうという行動が見られるため、あまり関わりを強く持たない事が必要です。

そのためには普段から適度な距離感をとって接していく事で、直接自分に火の粉が降ってくることを避けられることに繋がります。

急に避けるような行動をとってしまうと、怒りっぽい人にはそれが気に障り、余計逆なでしてしまうことに繋がりかねないので、普段から距離感を保つことを心がけていきましょう。

対処法②面倒でも寄り添ってあげる

これは対処法①とは真逆の発想で、怒りっぽい人ほど自分を認めてもらいたいという気持ちが強いため、あえて怒りっぽい人に寄り添ってあげることで、自分の理解者である事が印象づけられ、自分へのとばっちりも避けられるようになるはずです。

また、怒りっぽい人は、周りに人が近づきにくく、寂しがり屋の面も持っているため、それを逆手にとって寄り添ってあげる事で、怒りっぽい人も心に余裕を持てるようになり、何かにつけて怒るという行動も全くなくなるとは言いませんが、確実に減っていくはずです。

対処法③気の済むように言わせてあげる

怒りっぽい人は、一度自分の中で火がつくと収めようがないため、気の済むように言いたいことを言い切らせてあげることで、怒りっぽい人も収まりがつき、落ち着けるようになっていきます。

自己中といえばそれまでですが、怒りっぽい人を諭すことは並大抵のことではできません。

周りとしては大変かもしれませんが、怒りっぽい人に吐き出させてあげることで、怒り感情のメーターを減らしていくことに繋がります。

 

まとめ

怒りっぽい人はどこにでもいます。

この記事を読まれているあなたでさえも怒りっぽい人に変わっていってしまうことさえあるのです。

しかし、怒りっぽい人が持っている特徴や原因を理解することで、対処の仕方を学ぶ事ができます。

今、周りに怒りっぽい人がいる事で悩まれているのであれば、ぜひ上記対処法を試してみて下さい。