あなたの職場にも何かと頼りにされる、自然と人が寄って行く「人望が厚い人」と周りから頼りにされない「人望のない人」がいるかと思います。
その「人望のない人」が上司だったりすると、気力すらなくしてしまいますよね。
人望がない人の元では、組織がバラバラでまとまりがない為、生産性も上がりません。
ひいては業績にも影響を及ぼすことも・・・
できることなら人望の厚い人になりたいと思うのが普通だと思います。
ただ世の中には、人望が厚い人もいれば人望が得られない人がいるのも事実です。
この人望が厚い人と人望が得られない人の差はどこから来るのでしょうか。
そこで今回は、人望が厚い人が必ず持っている特徴をあげ、そこから人望を得たいと思っている人に向け、人望を得るための方法をご紹介していきたいと思います。
人望が厚い人の特徴とは
特徴①相手の話をしっかりと聞き入れた上で、自分の意見を言う
人望が厚い人は、周りから信頼がおける、何となく居心地が良いと感じられる人であって、あの人に話をするとしっかりと自分を受け入れてくれる、話しやすい、だから自然と引き寄せられる、つまり人望が厚いということにつながるのです。
人望が得られない人ほど、相手の話を聞き入れず、途中で話の腰を折ってしまうとか、そもそも聞き入れることすらしないといった事が見受けられます。
相手の話をしっかりと聞き入れてあげるだけで、自分を理解してくれているんだと引き寄せられ、またその話についてしっかりアドバイスをしてあげる事で、頼り甲斐がある人という感情がわき、より人望を得られているのです。
特徴②人によって態度を変える事なく、誠実である
人望が厚い人は、信頼のおける人である為、人によって態度を変えたり、影でこそこそしたりする事なく、誠実な人と言えます。
普段から、分け隔てなく人と接する事ができる為、周りの人から見ると、感じが良く見え、それが惹きつける要因となって人望を得ているのです。
これが仮に、人によって態度がコロコロ変わったり、影でこそこそしている人であったら、あなたならその人に魅力を感じるでしょうか。
人望が厚い人は、一部の人からではなく周り全体から見て、誠実さが伝わる人でもある為、それが心地よく感じてもらえ、人望を得ているのです。
特徴③相手を前向きにさせてあげる
あなたの周りに人望が厚い人がいれば、思い起こしてもらいたいのが、その人望が厚い人と会話などをするとあなた自身、何となく前向きになるようなことはありませんでしたか。
人望が厚い人は、元々がポジティブ思考である傾向が強い為、その人と一緒にいるだけで、自分も前向きな気持ちをもらえる事が多いのです。
人望が厚い人は、普段から明るい雰囲気を醸し出すのが上手な人でもあります。
特徴④感情的にならない
人望が厚い人は、自分をコントロールする事が上手で、些細な事で感情的になることはまずありません。
すぐに感情的になってしまう人だと、相手が近寄りがたい存在になってしまう為、距離をおかれてしまう為、人望を得られることは残念ながらありません。
これも身近に人望が厚い人がいれば、思い起こしてもらいたいのですが、その人望が厚い人は、すぐに感情的になってしまう人ですか。
おそらく答えはノーであると思います。
人望が厚い人は、相手を考えられる人でもある為、自己中心的な人によくある感情の赴くままという行動は取りません。
特徴⑤責任感がある
人望が厚い人は、何か物事に対して責任を他の人に押し付けたりすることはなく、自分でとるという考え方を持っており、しかもこの人望が厚い人が上司だった場合、部下のした事に対しての責任は自分にあるということを部下にしっかりと示す事ができる人なので、結果として人望が付いて来るといった形になっているのです。
責任というと誰もが、避けて通りたいところだと思いますが、そこで人望を得られるか得られないかがわかります。
特徴⑥コミュニケーションを取るのが上手
人望が厚い人は、人を惹きつける術を知っていて、その術というのが、コミュニケーション能力なのです。
人望が厚い人は、いざという時頼りになる、何となく引き寄せられるといった事が見られますが、それは、普段からのコミュニケーションを大事にしているからこそ、周りが頼りにしやすく、相談できる人という位置づけになっているのです。
これが普段はあまりコミュニケーションも取らず、近寄りがたい人であったら、人望を得られることはまずありません。
何気ないコミュニケーションでお互いを理解し合い、いざという時頼られる存在である事、これが人望の厚い人なのです。
以上が、人望が厚い人が持っている特徴ですが、ここからは、人望を得たい人へ人望を得るための方法に付いてお伝えしていこうとお思います。
人望を得るための3つの方法とは
方法①聞き上手になる
人望を得られないでいる人ほど、相手の話に耳を傾けるのが苦手な傾向があります。
まずは、相手に信頼感を与えるため、相手を受け入れ、聞き上手になりましょう。
聞き上手といっても、ただ相手の話を聞いていれば良いということではありません。
いかに相手の懐に入り込んで、話を聞き、それに対して自分の意見を相手に的確に伝えてあげる、これが出来て初めて聞き上手と言えるのです。
いかに相手の話したいことに寄り添えるか、そうすることで相手もあなたに信頼感をおき、頼られる存在へと変わって、最終的に人望を得ていくことに繋がっていけるのです。
方法②話しやすい雰囲気を作る
人望の厚い人は感情的にならない、ということは特徴④のところでお伝えしましたが、人望を得たいと考えるなら、普段から周りに話しやすい雰囲気を作ってあげる事が必要です。
例えば仕事に集中しすぎて、つい顔がこわばっていたり、感情を表に出してしまっていたりすると、周りの人はなかなかあなたに寄り添いにくいという感情を抱いてしまいます。
ここは自分をコントロールして、気軽に話しかけやすい雰囲気を作りだしましょう。
表向きだけ人望を得たいということでなければ、自分を変えていくことは可能なはずです。
方法③有言実行を示す
人望が厚い人は、単に話しやすい、いい人ということではありません。
いざという時頼り甲斐があって、周りからあの人みたいになりたいと思われることで人望を得られているのです。
これから人望を得られるようになりたいと思っているのであれば、有言実行を周りに示すことをしてください。
ここ一番、決断力もあってやるべきことを自ら実行することで、周りの評価も変わっていくはずです。
いかに頼りにされるか、これが人望を得るためのキーになります。
まとめ
人望を得ることは、1日やそこらで成し得るものではありません。
毎日の積み重ねが、周りの見方を変えさせ、それがいつしか人望を得られることに繋がっていくのです。
もし人望を得られる人になりたいと考えているのであれば、今の自分がどんな状態なのか、人望が厚い人の特徴に当てはめ、足りない部分を補ってみていってください。
考え方や行動を変えることで、自分を変えて行くことは可能なのです。
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